元IZ*ONEの宮脇咲良が、韓国HYBE傘下のレーベル・SOURCE MUSICと専属契約を締結したことが明らかになった。公式発表では「HYBEとSOURCE MUSICがリリースする初のガールズグループとしてデビューする予定です」との情報がアナウンスされている。
この報道を受け、ファンからはいよいよ宮脇が世界を舞台に活躍することへの期待感が高まることに。いわば<BTSの後輩>と言える立場になることから、すでに米国を中心に欧米で人気を博しているBTSの路線を踏襲するとの見方も強いようだ。
「一部報道では《K-POPのセンター》という大層な肩書きも見受けられることに。ファンとしては大いなる期待を抱くところですが、実のところ生粋のK-POPファンからは少々冷めた目線が送られていることも否めません。少なくてもBTSのような人気を得るのは相当に難しいのではないでしょうか」(K-POP好きのライター)
K-POPアイドルに関しては、その正確で激しいダンスが日本のアイドルに対する優位点として語られることも多い。その点、宮脇には本場の韓国でIZ*ONEの一員としてステージを重ねてきた実績があるはずだ。
ところが当のK-POPファンからは、その宮脇に対して少々厳しい視線が送られているというのである。
「たしかにIZ*ONEは人気がありましたが、その一方で《振付の間違いが多い》《歌詞も忘れている》といった基本的な部分での批判も少なくありませんでした。宮脇自身、2019年6月に『シブヤノオト』(NHK)にて日本2ndシングル曲の『Buenos Aires』を披露した際には初っ端から豪快に振付を間違えてしまい、自分でも『めっちゃ間違えましたね。最初を(笑)』と振り返っていたものです」(前出・K-POP好きライター)
しかも宮脇はHKT48在籍時にも振付を間違えることが珍しくなかったという。初センター曲となった「12秒」ではあまりに間違いが多く、支配人兼任の指原莉乃から怒られていたことも伝えられている。
「もちろん宮脇自身はものすごく才能豊かなタレントで、女性誌の表紙を多数飾る美貌も大きな魅力。新グループである程度の成功を収めることは確実でしょう。しかし、観る者を圧倒するパフォーマンスができるかどうかには疑問符が付きますし、BTSのような英語力もありません。BTSはグラミー賞の授賞式などで流ちょうな英語スピーチを披露しており、欧米ではもはや“K-POP”という枠組みを必要としない人気を博しています。今のうちから宮脇にそのレベルを期待するのはむしろ、彼女にプレッシャーを掛けるだけではと心配になってしまいますね」(前出・K-POP好きライター)
宮脇がSOURCE MUSICと契約を果たしたこと自体は、大いに賞賛されてしかるべきだろう。そんな彼女が韓国をベースにさらなる活躍を見せる際には、過大な期待を掛け過ぎないで見守る姿勢が必要なのかもしれない。