その言葉に、多くの芸能人が首を縦に振っていたに違いないだろう。
女優の江口のりこが4月9日放送の「マツコ会議」(日本テレビ系)にゲスト出演し、バラエティ番組に出演する時の心構えについて明かした。
江口は今回、4月13日スタートの出演ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(同)の番宣として「マツコ会議」に出演。本当は番宣出演などやりたくないものの、マツコ・デラックスに会ってみたかったことに加え、「マツコ会議」に出ることで本当に出たくない番組に出演しなくて済むとの裏話を披露していた。
そんな江口にマツコは、たまに出演するバラエティ番組にて「ケンカ売っているみたいに出ている感じがスゴい好き」とエール。どんな心境で出演しているのかを訊ねていた。
「その問いに江口は『私は悪くないって気持ちでというか、私のせいじゃないっていう気持ち』と説明。すると番組の事前打ち合わせが話題となり、スタッフ側はなにかしら面白いエピソードを聞こうとしているものの、江口は『面白いことなんて日常ないじゃないですか』と断言していたのです」(テレビ誌ライター)
それでも番組スタッフたちは<最近、何が面白いですか?><何かハマっていることありますか?>などと、とにかく何かしらのエピソードを引き出そうとして質問してくるという。
ここで江口から飛び出たセリフを受けてマツコは、バラエティ番組の関係者全員に向けて「確信を突かれたわよ!」と宣言していた。果たして江口はどんなことを口にしていたのだろうか。
「彼女は質問してくる番組スタッフについて『簡単に何かをもらおうとしているその感じがすごくイヤ』と断言。その例として、事前の打ち合わせで適当にしゃべったことがそのまま台本になっているとし、『本番ではその通りやって、みたいな』との裏事情を明かしていたのです」(前出・テレビ誌ライター)
その告白を受けてマツコは、膨大な量に及ぶアンケートにも言及。1行の質問に対して十数行もの回答欄があり、まるで結婚相談所のアンケートのようにたくさんの項目があると呆れ顔で指摘していたのである。
「売り出し中のタレントでは、アンケートをびっちり書くことで採用される確率が上がり、テレビに出られる機会が増えるというテクニックも語られています。実際にその通りの部分もありますが、芸歴21年に及ぶベテラン女優の江口に対しても同じようなアンケートを求めるあたり、番組スタッフの安易な姿勢が批判されても致し方ないでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
この「マツコ会議」に出ることで回避できた「本当に断りたい」番組とはいったいどれのことなのか。日本テレビ側も大いに気になるところではないだろうか。
※トップ画像はドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」公式ツイッター(@waru_ntv)より。