フワちゃん、実は好感度を気にしていたことを告白!

 自由奔放なようでいて、彼女も人目を気にしていたようだ。

 4月8日放送の「全力!脱力タイムズ」(フジテレビ系)ではゲストにYouTuber芸人のフワちゃんを迎え、誰とでもすぐに仲良くなれるフワちゃんが<本当に共演NGの人はいないのか?>を検証する企画を実施。別室にラジオブースを設け、「フワちゃんのサイコー!ラジオ」という番組の体で、様々なゲストを呼び入れることとなった。

 最初のゲストはこの日の共演相手でもある俳優の鈴鹿央士。ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)でいけ好かない秀才の藤井遼を演じ、一気に人気が爆発した22歳の若手有望株だ。二人はテレビデビューが同じ2019年だと知り、「同期~♡」と意気投合。本物のラジオ番組さながらにトークも盛り上がり、フワちゃんによる共演NG度はゼロ%となっていた。

 しかしここからは一癖も二癖もある出演者ばかり。まずは芸人の木下隆行が登場し、フワちゃんもトークが手探り状態に。「外に出たらいい」とアドバイスしたところ、木下から「一緒に出てくれますか?」と訊ねられ、文字通り固まることに。さらにはYouTubeの編集で忙しいなどと懸命に言い訳する姿が映しだされていたのである。

「木下が退室するや否や『ねぇ~~~!』と不満を示していたフワちゃん。共演NG度は70%と一気に爆上がりし、『こういう時に事務所フリーだと「マネージャーからダメだって言われてるんです」って言えねえから』と、フリーで活動することのデメリットが一気に噴出する結果となりました」(芸能ライター)

 その後もラジオブースには“ゆうこりん”(not小倉優子)や浜口京子などクセのあるゲストが登場し、共演NG度はそれぞれ85%、95%と高値安定。フワちゃんのトークもいかにも探り探りという具合になっていた。

 そして極めつけは最後に登場したお笑い芸人のザブングル加藤。ここに至ってフワちゃんは、ついに我を忘れて絶叫するまでに追い込まれたのだった。

「加藤と言えば常に全力で、ツッコミが難しいボケを連発するのが芸風。この日も《虫歯に衣着せぬ》といったボケを放ち、ついにはフワちゃんも顔をしかめてしゃがみ込む有様です。さらには同じ虫歯ボケを連発し、これにはフワちゃんが『ヤだぁぁぁぁぁ!』と地団駄を踏みながら絶叫。しまいには『共演NG! お前もう帰れ!』とキレてしまい、自分からドアにずかずかと歩み寄っては、そのドアを叩きながら『帰れええええ!』と巻き舌交じりで怒鳴りつけていました」(前出・芸能ライター)

 自由奔放が持ち味のフワちゃんとは言え、ここまで感情を露わにするのはめったにないこと。もはや失態とさえ呼べそうなこの有様に、彼女自身も「私にだってブランディングとかあるんですよ」とブチ切れていたのである。

 続けて彼女は「これが放送されたら私にだって、好感度がどういう風に思われるとかってあるんですよ!」と、番組の制作陣を猛烈に批判していた。

放送当日には「今夜の脱力タイムズ絶対絶対絶対絶対絶対絶対みてーーーーー」とアピールしていた。フワちゃん公式ツイッター(@fuwa876)より。

「もちろん視聴者としては、そういった裏側の一面をあえて垣間見せるのが『全力!脱力タイムズ』の魅力だと知っているので、これでフワちゃんの好感度が落ちるようなことはないでしょう。しかし演技交じりとは言え、フワちゃんが本気モードの『帰れ!帰れ!』を繰り出したことに驚いた人もいそうなもの。もっともザブングル加藤くらいめちゃくちゃなボケをかまさない限り、フワちゃんに嫌われるようなことはないでしょう」(前出・芸能ライター)

 もちろんゲスト出演者の木下や加藤と同様に、フワちゃんもまた、制作側の求めに応じてキレる姿を見せていたのは明らか。今回の爽快なキレっぷりでむしろ、彼女の好感度はさらに上がったのかもしれない。