今田美桜、主演ドラマ「悪女」のぶっ飛んだ設定に「坂道アイドルの実例と一緒」の声!

 人気の若手女優と元坂道アイドルには、意外な共通点があったようだ。

 4月13日にスタートしたドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(日本テレビ系)は、女優の今田美桜にとって初の主演ドラマ。彼女が演じるのは大手IT企業のオウミに入社したばかりの新入社員、田中麻理鈴(まりりん)だ。

 超ポジティブな頑張り屋でありつつ、入社式では居眠りをしてしまうなどおっちょこちょいなところもある麻理鈴。入社前の研修では「何でも質問しろ」と言われ、それを真に受けて本当に何でも質問してしまい、怒られてしまったという。

「そんな麻理鈴は初回から、水はぶっかけられるは海には飛び込むは、入社前にはスカイダイビングに挑戦するなど驚きの場面が続出。しかも酒の強さは底なしらしく、居酒屋ではお笑いコンビ『鬼越トマホーク』が演じる“タチの悪い常連客”を相手に飲み比べで勝っていました。普通なら《あり得ない設定》で興ざめポイントにもなりかねない演出ですが、なぜか今田が演じると本当にこんな新入社員もいそうに見えてくるから不思議です」(芸能ライター)

 2015年に芸能デビューし、いまや数多くのドラマで引っ張りだこの今田だが、25歳での初主演はなんとも遅すぎるところ。絵に描いたような美人ゆえに、普通の主人公を演じさせると現実感がなさすぎるのかもしれない。

 その点、あまりにぶっ飛んだ麻理鈴の役なら今田にもピッタリ。どれだけ悲惨な目に遭っても悲壮感を抱かせないところも麻理鈴役にはうってつけではないだろうか。

どれだけダサい衣装を着ていても似合ってしまうのが今田の凄みだ。トップ画像ともにドラマ「悪女(わる)」公式ツイッター(@waru_ntv)より。

 その麻理鈴は、三流の大学を四流の成績で卒業したという触れ込み。そんな彼女が大手IT企業のオウミに入社できたのも不思議なところだが、この点に関して言えば芸能界には実例があるという。それも今を時めく坂道グループの元メンバーと共通する要素だというのだ。

「麻理鈴は配属先の総務部備品管理課にて、『日本全国津々浦々、300以上の会社を受けましたが、拾ってくれたのはオウミだけでした』と自己紹介。いくら三流大学の出身とは言え、こんなに明るい性格の超美人なら、300社に落選とは信じがたいところです。ところが元櫻坂46の渡辺梨加も、2015年に欅坂46(当時)のオーディションを受けた前には同じような経験をしていたことで知られています」(前出・芸能ライター)

 デビュー後の2017年には女性誌で単独表紙を飾るなど、モデルとしても活動していた美貌を誇る渡辺。だがオーディションを受ける2日前までは短大卒業を控えて普通に就職活動しており、約50社にエントリーしていたものの、面接が苦手なこともあって全敗していたのである。

櫻坂46を卒業してソロタレントに転身した渡辺梨加。4月16日、17日には初のファンイベントも控えている。渡辺梨加公式インスタグラム(@watanabe.rika.official)より。

「コミュニケーション力が重視される昨今の就職試験では、面接が苦手なのは致命的。いくら渡辺の美貌をもってしても、企業側にとっては欲しい人材とはならなかったようです。同様に麻理鈴も美貌と明るさだけでは就職戦線を突破できなかった様子。もっとも渡辺がオーディション合格後にアイドルとして花開いていったように、麻理鈴もオウミ社内で頭角を現していくのでしょう」(前出・芸能ライター)

 多士済々の人材がひしめく大企業で麻理鈴が活躍していく様は、全国から精鋭たちが集まってくるアイドルグループに加入した新人アイドルの姿に重なるのかもしれない。