かつてのファンには、彼女の変化に気づいていない人も少なくないのかもしれない。
元AKB48で、昨年1月に東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手と結婚したことでも話題になった板野友美が、インフルエンサーとして存在感と評価を高めているという。
2013年の卒業後にはソロアーティストやモデルとして活動するも、AKB48在籍時ほどの活躍は見られなかった板野。高橋投手と結婚し、昨年10月に第一子の出産を明かすと、11月27日にはヤクルトが20年ぶりの日本一に輝くことに。夫の高橋も日本シリーズで完封勝利を決めるなど活躍し、板野は「勝利の女神」としてヤクルトファンから崇められていたのである。
「ヤクルト優勝の際には板野の名前をメディアが広く報じた一方で、妊娠と出産、そして子育てを通してアーティスト活動が中断していたこともあり、ファンの間では母親業に専念するのかとの見方も広がっていました。しかしそれは、あくまで男性視点に過ぎません。実は彼女、ここ最近は人気のインスタグラマーとして高い女性人気を誇っているのです」(女性誌ライター)
板野のインスタグラムは現在、117万人超のフォロワー数を誇っており、現役も含めたAKB48メンバーのなかでは8番目。上位には小嶋陽菜や大島優子、宮脇咲良といった納得の名前が並ぶ一方で、前田敦子や篠田麻里子、柏木由紀といった著名メンバーを上回っているのである。
インスタグラムにはほぼ毎日のように投稿しており、それも単なる日常報告ではないのがスゴいところ。4月22日には人気ブランド「コーチ」のポップアップストアを訪問した様子を披露し、その前日には東京・渋谷のおしゃれカフェで「154cmコーデ」を披露。そして4月19日には篠田麻里子、前田敦子、高橋みなみ、北原里英らとの豪華集合カットも披露していたのである。
「《神7が再集合》とメディアでも話題になったこの画像は、女性から絶大な支持を受けるセレクトショップ『Ameri VINTAGE』の展示会を訪れた際のワンカットです。真ん中で黒いマスクを着用しているのは同ショップを主宰する黒石奈央子氏で、ファッション業界では相当な有名人。田中みな実や新木優子がプライベートで着ているとして話題のブランド『Ameri』も手掛けており、その展示会を訪れていること自体が芸能人としては相当なステータスだと言えるでしょう」(前出・女性誌ライター)
AKB在籍時から“おしゃれ番長”と評判だった板野だが、彼女の場合は単なる服好きの域を超え、様々なブランドとのコラボをインスタで展開。ほぼ毎日のようにファッション関連の話題を提供している。
しかも4月20日には、長女の顔出しショットをストーリーズで限定公開。これまで子供の情報は表に出していなかったが、出産から半年以上が経ち、気候も暖かくなってきたこのタイミングでついに解禁したようだ。
「これで板野はおしゃれ番長キャラに加え、ママタレ分野にも進出できるようになりました。おしゃれなママとして、彼女のインスタグラムはますます新たなフォロワーを獲得していきそうです」(前出・女性誌ライター)
板野の進化はまだまだ留まるところを知らないようだ。
(浦山信一)