乃木坂46・秋元真夏の始球式ハプニングが「確信犯」だったと断言できるワケ!

 これぞ俗に言う“秋元劇場”だったのかもしれない。

 乃木坂46の秋元真夏が4月30日、東北楽天イーグルスと福岡ソフトバンクホークス戦の試合前に行われた始球式に登板。センター方向に向かって投げようとする珍行動を見せたハプニングが話題となった。

 マウンドに上がると二塁側、三塁側、一塁側と順番に頭を下げ、最後は本塁側にと全方向に向かって丁寧にお辞儀。いざ投球というところで秋元は二塁方向に向かって投げるような仕草を見せ、これにはバッターもキャッチャーもポカンとした表情だ。

 すると秋元も本来投げるべき方向に背を向けていたことに気付き、はにかんだ笑顔に。肝心の投球はワンバウンドでキャッチャーミットに収まっていた。

 このハプニングに関して、乃木坂46のファンからは<これは完全にやってますね>といった疑念の声が続出。<野球ファンの皆さん、騙されないでください><彼女はワザとやってます>などと、秋元の行動がハプニングではなく、確信犯であるとの指摘が後を絶たなかったのである。

「秋元はライブ中や番組収録中に何度もコケたり、三輪車を漕ぐ企画ではなぜか後ろに進んでしまったりと、周囲の気を惹こうとしているように思える行動が少なくありません。他の乃木坂メンバーたちもこういった“秋元劇場”には敏感で、元メンバーの白石麻衣は秋元のあざとい行動を確信犯だと決めつけ、鬼の形相を見せるのが鉄板のやりとりとなっていたものです」(アイドル誌ライター)

 白石が秋元に対してキツい対応を見せる姿は、ファンから“黒石さん”と呼ばれていたもの。今回の始球式ハプニングに関しても、ファンのあいだでは<これは黒石さん案件だな><まいやんがこの場にいたら間違いなく「黒石さん」発動してる>と盛り上がっていたようだ。

投球フォームが様になっていた秋元。これもドラマ出演の成果かも? 秋元真夏公式インスタグラム(@manatsu.akimoto_official)より。

 ほかにも今回のハプニングを巡っては、秋元が投げる方向を間違えるはずがないとの指摘もあるという。それは乃木坂46にとって初の主演ドラマとなった2015年7月期の「初森ベマーズ」(テレビ東京系)を見れば明らかだというのだ。

「同作はソフトボールを題材としており、12人の主要キャストが初森第二女子商業高校のソフトボール部員として出演。秋元は数学や物理の得意な理論派の“ハーバード”としてセンターを守っていました。作中には練習や試合のシーンもふんだんにあるほか、秋元はホームベースの手前でピタッと止まる魔球“すんどめ”の開発者でもあるので、ピッチャーが本塁に向かって投げることは当然に知っていたはずです」(前出・アイドル誌ライター)

 そんな疑惑だらけの“始球式ハプニング”だが、乃木坂ファンとしてはむしろ“秋元劇場”を見られたことに満足しているようだ。そのあたりの事情を知らない野球ファンもホッコリさせたとあって、今回の始球式は秋元にとって100点満点だったと言えるのではないだろうか。

(石田安竹)