平手友梨奈のヒロイン決定で「六本木クラス」の聖地探しが白熱か!?

 7月期に放送されるドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)のヒロインに、平手友梨奈が起用されたことが5月10日に発表された。

 同作はNetflixで大きな話題を呼んだ韓流ドラマ「梨泰院クラス」のリメイク版。平手が演じるのは、主人公の宮部新(竹内涼真)が店長を務める東京・六本木の居酒屋「二代目みやべ」に勤める店員の麻宮葵だ。

 その麻宮はフォロワー76万人を誇るインフルエンサーの高校3年生。運動神経抜群で芸術的才能も持ちつつ、世の中に嫌気がさしてすべてが面倒くさいと感じているところは、原作のヒロインであるチョ・イソ(キム・ダミ)のキャラを踏襲した設定となっている。

「麻宮役には平手のほか、古川琴音や伊藤沙莉を予想する声もあがっていました。演技力やミステリアスな雰囲気などそれぞれに魅力のある3人ですが、決め手となったのは原作者チョ・グァンジン氏の推薦だったとか。また3人のなかでは163センチの平手が最も背が高く、原作のキム・ダミが170センチの長身であることや、185センチある竹内とのバランスを考慮すると、身長もひとつの要素だったように思われます」(芸能ライター)

 本作では主人公を巡る三角関係も重要なポイントで、もう一人のヒロイン・楠木優香役には新木優子が決定済み。主要キャスト3人が決まったことで、ドラマの大枠も見えてきたところだろう。

「六本木クラス」のキービジュアル。背後に写っているのは東京ミッドタウンのようだ。©テレビ朝日

 ここで原作ファンの注目は、早くも「聖地巡礼」に移っているというのである。

「原作の『梨泰院クラス』では、主人公がソウル市内の繁華街である梨泰院に小さな飲食店を開きます。その店舗は実際に、ソウル地下鉄の梨泰院駅からほど近い場所に作られており、聖地巡礼の重要スポットとなっているのです。ほかにも原作では主人公とヒロインが初めて出会った場所など、ソウル市内の様々なスポットが聖地となっており、日本人観光客も数多く訪問。それゆえ『六本木クラス』でも、居酒屋の『二代目みやべ』が本当に六本木にできるのかが注目の的となっています」(芸能ライター)

 日本のドラマでは特定の地名をテーマにしていても、ロケ自体は別の場所で行われることが少なくない。しかし今回は日本中でその名を知られる六本木が舞台ゆえ、街なかで大掛かりなロケが行われる可能性も高そうなもの。しかも制作局のテレビ朝日は六本木に本社があり、地の利もあるのではないだろうか。

 ここはぜひ、六本木に「二代目みやべ」を作ってもらい、新たな聖地となることに期待が高まるというものだ。