そこまでパニくる姿はめったに見られないと、ファンも驚いていたようだ。
5月31日放送の「モヤモヤさまぁ~ず2」(テレビ東京系)は、約3年半にわたる大工事を経てこの3月に再オープンした東京・あらかわ遊園からスタート。荒川区周辺をさまぁ~ずの二人と田中瞳アナがブラブラした。
終盤で一行が見つけたのは、昔懐かしい駄菓子「あんこ玉」のポスター。玉状のあんこ玉にきな粉をまぶした“当たり付き”のあんこ玉は、ここ荒川区の工場で作られており、93年間にわたって製法は変わらないという。
工場内にはブロック大ほどもあるあんこの塊が置かれており、専用の機械で棒状に絞り出してから包丁を使って手作業でカット。さらにきな粉をまぶし、それを専用のカッターで玉状にするという流れだ。材料はもちろん工場内の機械もオリジナルなのだとか。
すると三代目のご主人が「ここやってみます?」と、製造工程を任せてくれる気前よさを発揮。まずは田中アナがおっかなびっくりで挑戦することになった。「見ている分にはできそうな気がしました」と語る田中アナだが、その結果は果たして?
「あんこの棒を包丁で『はい!』と威勢よく切ったところまでは良かったのですが、そこで数秒間棒立ちに。ご主人から『包丁を置いて流す』と指示されると、慌ててあんこにきな粉をまぶしましたが、もう次のあんこ棒が繰り出されており、田中アナは『あ~~~!』と大慌て。左手にあんこ棒を持ったまま右手の包丁で次のあんこ棒を切るという曲芸状態になり、それでもあんこ棒はどんどん繰り出されてきました」(テレビ誌ライター)
しまいにはあんこ棒を手に「助けて!」と絶叫。「あー、ストップストップ!」と作業中止をお願いするも、ベルトコンベアで流れていったあんこ棒は無情にもコンベアから落ちてしまったのであった。
もはや絵にかいたようなパニックに、さまぁ~ずの二人は大笑い。すると田中アナは「やってみたら分かりますって!!」と、笑顔まじりではあったがガチギレしていたのであった。
「おっとりした見た目とは裏腹に、わりとなんでも器用にこなす田中アナ。そんな彼女がここまでパニくる場面は同番組でも相当珍しく、貴重な表情を見ることができたと喜ぶ視聴者もいたようです。もちろん本人としては食材を無駄にしたくないとか、工場に迷惑を掛けたくないという気持ちから、思わず『助けて!』の声が出たのでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
次に三村が挑戦するも、あんこ棒が流れるベルトコンベアに包丁を置くという凡ミスで、やはりパニくることに。その様子に田中アナは「包丁そこ置いたら大変です!」「ああぁぁ!」と絶叫しながら三村の失敗をあげつらっていた。
そんな調子で芸能界の大先輩であるさまぁ~ずに仕返しした田中アナ。その神経の太さはやはり、この「モヤモヤさまぁ~ず2」で鍛えられたに違いなさそうだ。