彼女にとってこの20年間は驚くほど早く過ぎ去ったようだ。
7月5日、「ミスマガジン2022 ベスト16お披露目イベント」が都内のホテルで開催され、3108名の応募者から厳選された16名の候補者が勢ぞろいした。
イベントにはゲストとして中川翔子が登場。「ミスマガジン2002」でミス週刊少年マガジンを受賞したことをきっかけに芸能界での快進撃が始まった中川は、20年後輩の16人にエールを送っていた。
ステージにベスト16全員が勢ぞろいすると、中川は「16人揃うと圧巻ですねえ!」と感心した様子。16人の“センター”に立った中川は「美少女たちに囲まれて、いい香りがします」と、内なるオジサンが発する心のつぶやきが思わず口から出ていた。
16人への印象を問われると「やっぱり顔が小っちゃい」と、スタイルの良さを激賞。「骨格が進化しています。平成からの令和、という感じがします」と、自身がミスマガにエントリーした2002年(平成10年)から20年の変化に驚いていたようだ。
「かつての自分を振り返った中川は、今回のベスト16メンバーたちが自己アピールとして歌を歌ったりリコーダーを吹いたりしたことに驚いていた様子。その度胸とガッツが素晴らしいと褒め、『自分を愛しているのは令和の時代の武器になる』と指摘していました。ミスマガジン2002に挑戦した当時の中川は陰キャだったそうで、卒業アルバムにも顔が半分切れて写っていたとの辛い思い出を披露。そこからミスマガジンをきっかけに人生が変わったと語り、『デビューの場としてミスマガジンは最高』と、自分の古巣をアピールしていました」(グラビア誌ライター)
中高と部活にも入らず、ネガティブな人生を送っていたという中川。それがミスマガジン2002に挑戦したことで、海外ロケで憧れの水着を着ることができ、憧れの世界に入ることができたとの喜びを口にしていた。
「ミスマガジンの称号をもらえたことで、自分はいていいんだって思えた」との言葉は、17歳だった中川にとって心の底からの本音だったに違いなさそうだ。
(取材協力:神下芽衣/撮影:Issey Nakanishi)