これも「女の闘い」ということなのだろうか?
7月24日深夜放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では、前回に引き続いて「キメ顔グランプリ」を開催。久保史緒里が楽曲「日常」でのキメ顔などが評価され、見事グランプリを獲得していた。その際に、とある称号もまた獲得しようとしていたようだ。
この日は久保のエントリー作品からスタートし、MCのバナナマン設楽統は「久保はもう決め顔クイーンですから」と激推し。日産スタジアムで5月に開催された10周年記念ライブでは「日常」でのキメ顔がよかったと評していた。
「この『日常』は22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』に収録されているアンダー曲で、センターは2期生の北野日奈子が担当。今回の放送でも設楽が『北野というこの曲の代名詞でセンター』と評していたほどです。その北野は今年4月末に乃木坂46を卒業していたことから、10周年記念ライブでは久保がセンターを務めていまいた」(アイドル誌ライター)
久保のセンターについて設楽は「強い気持ちの歌を真ん中でダンッっていくというのがね、久保の『日常』になったよね」と激賞。推薦者の賀喜遥香も「肌も白いので、出てきたときは発光して出てくるみたいな」と、久保の輝きをべた褒めしていた。
そんな声を受けて久保は、前任者の北野から「自分が赤い炎だとしたら、しーちゃんは青い炎でやってほしい」と言われたことを告白。その言葉に設楽は、紅く激しく燃える炎より、冷血に見える青い炎と評したうえで、「青い炎のほうが温度が高いからね」と久保の熱さを口にしていた。
「設楽の説明に、久保は大きく目を見開いて『あ、なるほど!』と笑顔に。その様子にバナナマン日村勇紀はすかさず『いま「設楽の女」みたいな顔したな』と指摘していました。どうやら男気あふれる設楽にまた一人、メンバーが陥落していたようです」(前出・アイドル誌ライター)
その「設楽の女」と言えば、元々は1期生の松村沙友里の代名詞だったもの。松村が設楽の言葉にニヤつくたびに、同じ1期生の秋元真夏が「私も髪を切ったんですけど」と噛みついてみたり、白石麻衣が「新・設楽の女」の座を狙ったりしていたものだ。
その称号が最近は、卒業した松村の後を継いでぶりっ子キャラを継承している田村真佑に受け継がれているという。1月9日放送の「乃木坂工事中」では田村がB級ニュースとして、髪の毛を13センチ切ったことを報告。それについて「何も言われてなくて…」と設楽に迫り、タジタジとさせたことで、画面には「シン・設楽の女」とのテロップが表示されていたものだ。
「その称号を今回、3期生の久保が4期生の田村から奪い取るという逆転の構図に。『設楽の女』を巡る熱い戦いはもはや“継承”の文化を崩す方向に動いているようです。久保は髪こそ切っていないものの、設楽が激賞した『日常』のパフォーマンスでは、髪をアップにまとめるという変化を見せていました。どうやら、人それぞれのアピール方法があるということかもしれません」(前出・アイドル誌ライター)
もっとも今回、日村は“設楽の女”について「増えていってる」と指摘。どうやら<推しは変えるものではなくて増やすもの>という格言は、この場合にも適用されているようだ。