マツコも驚いた!人気マンガ家の東村アキコが原稿料を歌舞伎町に費やしているワケ

 お金の使い方というのは文字通り、人それぞれのようだ。

 7月23日放送の「マツコ会議」(日本テレビ系)には、人気マンガ家の東村アキコがゲスト出演。ドラマ化もされた「東京タラレバ娘」(同)など数々の人気作品を持つ東村が、東京・新宿の歌舞伎町で散財している様子が紹介された。

 散財とは言っても決して飲み歩いているわけでも、いわゆる「飲食店の男性従業員」に入れあげているわけでもない。東村はマンガで稼いだお金を、自身が率いるお笑い芸能事務所の東村プロダクションに費やしているのであった。

「リモート出演の東村がいた場所は『歌舞伎町 Sparkle』という小劇場。ここはなんと東村プロダクションが2020年1月に開設した自前の“ハコ”なのです。ところがオープン直後に新型コロナ禍が来てしまい、しばらくは東村の原稿料が右から左へと家賃に消えてしまったのだとか。現在は営業を再開しているものの、7月22日に予定していた事務所ライブは出演者からコロナ陽性者が出たため、大事を取って中止となりました」(芸能ライター)

 番組では東村プロダクションに所属する芸人たちが大集合。何組かはネタを披露したものの、最も知名度があるという“ドラゴンボール芸人”からして、ヤムチャを演じるバードフミヤを見たマツコが「あんなのいたっけ?」と首をひねる始末だ。

 ほかにも46歳の東村と同い年の女性ピン芸人や、トムとジェリー歌舞伎を得意ネタとする夫婦コンビなど、なんとも微妙な芸人が登場。最も腕があるというコンビに至っては相方がコロナ感染で収録に参加できず、ネタを披露できないという体たらくだった。

初出演ながらマツコとの掛け合いがスイングしまくっていた東村アキコ。「マツコ会議」公式ツイッター(@ntv_matsukomt)より。

「そんな芸人たちがネタを披露してはダダスベリするなか、それをフォローする東村のトークが誰よりも面白く、マツコも東村のべしゃりに食いついていました。マツコは、東村がオチを付けているうちは成長しないと的確なアドバイスも送っていましたが、なによりそんなグダグダな劇団を東村自身が我が子のように愛している様子がひしひしと伝わっていたのが印象的でしたね」(前出・芸能ライター)

 100万部越えの人気育児エッセイマンガ「ママはテンパリスト」に登場する長男のごっちゃんも今や高二となり、子育てに忙殺される日々は終わった東村。どうやら彼女は、いつまでも成長しない不出来な我が子=東プロ芸人たちを、愛してやまないのだろう。