高島礼子のヤンキー座り、夏目三久の不安、朝ドラ猛批判でも救われる黒島結菜【2022上半期BEST 6月編】

 2022年の上半期に人気を博した記事を振り返る本企画。6月の「asageiMUSE」では朝ドラの「ちむどんどん」関連記事が人気を博したほか、芸能界を引退した元女子アナの夏目三久や、ベテラン女優の高島礼子もランクインするなどバラエティにあふれた顔ぶれが印象的だった。

【第3位】高島礼子、コンビニ駐車場でヤンキー座りからの大開脚が似合いすぎる!(6月5日)

 その座り方にベテランの貫禄がこもっていたようだ。6月1日に放送された「北の大地で激突!BINGO対決旅 バス鉄道乗り継ぎビンゴをねらえ」(テレビ東京系)では、女優の高島礼子がBINGO対決旅に挑戦した。

 札幌の奥座敷と呼ばれる温泉地の定山渓を訪れた高島チームは、番組側から指定された「山わさび塩ラーメン」をゲット。しかしコンビニ内には食べるスペースがなく、特別な許可を得て駐車場で食することになった。

「駐車場の横は草が生えた斜面になっており、北陽・虻川美穂子はそこに腰を落として座り、サバンナ・八木は膝立ちの姿勢で食べることに。ところが高島は舗装と草地の境目でヤンキー座りしながらカップラーメンをすすっていたのです。その姿に虻川は『様になってますよ』と感心していました」(前出・テレビ誌ライター)

 ヤンキー座りに疲れたのか、途中からはあぐらをかきはじめた高島。薄手のコートで隠し気味とはいえ、股を大開脚する姿にはなんともドギマギさせられたところだ。

BINGO対決旅に挑戦した高島礼子(左から3人目)。©テレビ東京

【第2位】夏目三久、夫の有吉から「あっちの人にすりゃ良かった」と思われていた!?(6月1日)

 有吉弘行の口から驚くべき言葉が飛び出したという。5月31日放送の「有吉クイズ」(テレビ朝日系)では、有吉が東京・秋葉原を散策。食のチョイスについて語る場面があった。

 前回の放送で秋葉原に到着した有吉は、腹ごなしに大盛りがジマンの定食屋を訪問。そして今回、街を歩きながら「美味そうな店、いっぱいありましたねえ」とつぶやき、どうやら大盛りの定食をチョイスしたことに後悔している様子だ。

「有吉は『こればっかりは出会いなんでねえ』としみじみ。人間関係と一緒で『あっちの人にすりゃ良かった』と思うこともあると語っていました。すると続けて『結婚なんかもそうでしょうねえ』と語ったのです」(芸能ライター)

 これだと夏目を選んだことが“早とちり”であり、<あっちの人にすりゃ良かった>と聞こえかねない言葉だった。だが実際のところ有吉は、夏目との結婚生活に満足していることを遠回しにノロけていたのかもしれない。

【第1位】大学教授や料理専門家からも批判の声!それでも黒島結菜が救われるワケ(6月22日)

 もはやNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」への批判は、視聴者からの声に留まらなくなったようだ。ついには大学教授や料理専門家からも表立った批判があがるようになったという。

 毎日新聞の6月20日付コラムにて「ストーリー展開が雑で安直に思える」と辛口の批判をぶつけたのは、同志社女子大学の影山貴彦教授。“アンチちむどんどん派”の視聴者はほら見たことかとばかりに影山氏のコラムを引用し、批判を強めているのである。

 一方で作中の料理について批判しているのは、イタリア料理研究家にして公益財団法人の日伊協会で常務理事を務める長本和子氏。長本氏は「これがイタリア料理だと思われるのはあまりに辛いので、記しておきます」と強い調子で、本ドラマの制作体制を批判していた。

 もっとも影山氏は「作り手は演者の無駄遣いをしているようにも映る」と指摘しており、問題はあくまで制作側にあることを強調。「俳優たちはそれぞれの仕事をしっかり全うしており健闘が光る」と明言している。

 キャストたちはあくまで制作側の意図通りに動いており、演技そのものは評価されているようだ。どうやら黒島はせっかくのヒロイン作が悪評まみれのなか、女優としては救われる形になっているのだろう。