永野芽郁、「自由に泣ける能力」を開花させたのは朝ドラの謎シーンだった!

 その演技にはどうやら、大量の水分が必要だったようだ。

 8月21日放送の「日曜日の初耳学」(TBS系)には女優の永野芽郁がゲスト出演。2018年度上半期のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインを務めた時の思い出話などに花を咲かせていた。そんな永野は放送中のドラマ「ユニコーンに乗って」(同)で共演する西島秀俊によると「演技で涙の量を調整」できるという。

 その件について永野は、ヒロインの鈴愛(すずめ)を演じた「半分、青い。」に、涙を流すシーンがあったと説明。それは母親が送ってくれた里芋のお惣菜を鈴愛が箸で半分に割って食べるという場面だった。その際に感情だけでは泣けなかったようで、「自分でも頑張って、永野芽郁として泣けるように努力します」との裏話を明かしていたのである。

「永野が編み出した泣く方法とは、すごい勢いで水を一気飲みし、深呼吸するというもの。深く息を吐いたり吸ったりしているうちに、泣けるモードに入っていくそうです。これにはMCの林修が、口から飲んだものを目から出すのは人間のメカニズム的に難しいと驚いていました」(テレビ誌ライター)

「日曜日の初耳学」にて、朝ドラ「半分、青い。」のエピソードを語った永野芽郁。トップ画像ともに©TBS

 永野としては「水分じゃないですか、涙も」とのことで、最新映画の「マイ・ブロークン・マリコ」(9月30日公開)でも、最後のほうに「涙がとっても印象的なシーン」(林)があるという。

 そこでも「水いっぱい飲みました」と明かしていた永野。どうやら朝ドラヒロインから4年が経った今でも泣く方法に変わりはないようだ。そんな「半分、青い。」では前述の号泣シーンにちょっとした不満があったという。

「母親が送ってくれた里芋を半分に割った鈴愛は、目から涙がボロボロとこぼれ落ちるほどに号泣。そのシーンに関して永野は『不思議なタイミングで、ここでそんな泣くんだというお芝居』と語り、さらには『「え、なんで?」って感じじゃないですか』と謎シーンだと思っていたことを明かしたのです。いろいろ考えれば理由は分かるとフォローしていましたが、当時は涙の理由も分からないまま、自分の努力で泣くことに成功していたようですね」(前出・テレビ誌ライター)

 泣く理由が分からなくても自在に涙を操る永野芽郁。今後、撮影現場で彼女が水を一気飲みしていたら、これから泣くシーンがあるんだろうなと思って間違いなさそうだ。