スタッフに止められるまでステージ裏で…賀喜遥香が聖地・神宮で見せた異例な行動とは!?

 これはぜひ、多くのファンに広まってほしいエピソードと言えるかもしれない。

 8月31日に東京・神宮球場でのファイナル公演で幕を閉じた「乃木坂46 真夏の全国ツアー2022」。7都市18公演でトータル21万人を動員した同ツアーでは、最新シングル「好きというのはロックだぜ!」でセンターに抜擢された4期生の賀喜遥香が座長となり、ライブ本編で締めの挨拶を任されていた。

 ファイナル公演でも賀喜は「今回の全国ツアーでは色々な愛を感じることができました」と、締めの挨拶を担当。「毎公演が本当に楽しかったんですが、時には辛く感じたときに、先輩や同期そして後輩のみんなにも助けられ愛を感じました」と、メンバー同士の絆について言及していた。

 さらに賀喜はスタッフやファンへの感謝を口にしつつ「こんなに愛にあふれている場所は他にありません」と断言。この場所をこれからも大切に守り、後輩のみんなに繋げていきたいとの決意を示しつつ、最後は「私は愛の詰まった乃木坂46が大好きです」と、ツアーの集大成にふさわしいスピーチを披露。涙ながらに感謝を伝える姿は多くのファンの胸を打ったようだ。

座長として全国ツアーを牽引した賀喜遥香(中央)。乃木坂46公式ツイッター(@nogizaka46)より。

 その賀喜が感謝の気持ちが嵩じたからなのか、ライブ終演後に意外な行動を見せていたという。その姿を目撃した観客がSNSで報告し、ファンのあいだで話題になっているようだ。

「神宮2日目となる8月30日の公演では、アンコールが終わって他のメンバーたちが舞台袖にハケた後も賀喜は、ステージバック席に残ってファンに手を振り続けていました。ステージバック席とはその名の通りステージの裏側に位置し、パフォーマンスはほとんど見ることができない“音席”。ライブ自体はモニターで観る形になるのですが、賀喜は自らそのステージバック席に乗りこみ、スタッフが止めに入るまでのあいだ、ずっとファンに手を振り続けていたそうです」(アイドル誌ライター)

 そのステージバック席で賀喜は、マイクを使わずに肉声で「本当にありがとうございました!」と感謝を伝え、お辞儀していたという。ステージバック席では本来、メンバーの姿を見ることすらできないので、観客にとってはこの上ないサプライズになっていたことは確実だ。

 そんな賀喜の行動についてSNS上では<性格が良すぎるだろ><この子はどこまでいい子なんだろう>といった称賛の声が続出。その場を目撃したファンからは<現地で見てたけど、本当に全乃木坂ファンに広まって欲しい>との声もあがっており、<ファンを大切にする遥香ちゃんに完全に惚れました>との声が出るなどファンの心をガッチリとつかんでいたようだ。

「グループの冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)でも、ちょっとしたことで泣いてしまうなど純粋さが伝わってくる賀喜。今回の行動も純粋にファンへの感謝を伝えたかったのでしょう。先輩メンバーが次々と卒業し、世代交代が顕著なタイミングで行われた今回のツアーでは、初めての座長を相当なプレッシャーに感じていたはず。それゆえ支えてくれるファンに対する感謝の気持ちも大きく、行動に表れたのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)

 ファンへの感謝を忘れないメンバーが中心にいる限り、乃木坂46の未来は明るいに違いない。そう実感するファンが多いことは確実ではないだろうか

(石田安竹)