白石麻衣よりも前に「ロンドンハーツ」に出演していた乃木坂46のメンバーとは!

 元乃木坂46の白石麻衣が、9月6日に放送された「アメトーーク×ロンハー×有吉クイズ×テレビ千鳥 4番組コラボSP」(テレビ朝日系)にゲスト出演した。白石は同じテレビ朝日の「ウラ撮れちゃいました」でMCを務めており、同番組の宣伝を兼ねていた形だ。

 4番組コラボSPでは「ロンドンハーツ」の過去映像を振り返ることに。清楚系の白石には「ロンハー」出演のイメージはほとんどないが、実は2012年2月14日の放送回にて名物企画の「女性芸能人スポーツテスト」に出演していたのである。

 その過去映像では当時19歳の白石が上体反らしや走り高跳びに挑戦。アンタッチャブルの山崎弘也は「ロンハーのスポーツテスト出て、変な話、どーんと行きましたもんね」とザキヤマ流のコメントで白石を苦笑いさせていた。

「白石が『ロンドンハーツ』に出演したのは後にも先にもこれ1回きり。ファンからは《まいやん、ロンハー出てたんだ》《ギャルっぽい》《10代のまいやんのジャージ姿は貴重だな》といった声があがっており、その後に築かれたパブリックイメージとの差に驚いていたようです」(アイドル誌ライター)

 そのスポーツテスト企画には乃木坂46から、高1の生駒里奈と中3の生田絵梨花も出演。その初々しさは女優として成長した現在の姿からは想像できないほどだ。ちなみにスポーツテストの結果は全20人中、白石が6位で生田が7位。そして生駒は18位とガチな運動音痴ぶりを見せていた。

 そんな貴重な映像にファンが感心するなか、実は乃木坂46にはこの3人以外にも「ロンドンハーツ」の出演経験を持つメンバーがいたという。

「2019年3月に卒業した衛藤美彩です。彼女は2010年4月放送の『AKG47』企画に“みさみさ”の名前で出演していました。AKG47とは『淳・カワイイ・ガール47都道府県』の略で、田村淳が全国を回って美女を発掘し、最強のアイドルグループを作るという企画。高校生だった衛藤は当時、地元・大分県のローカルアイドルグループで活動しており、番組放送後には大分代表がやたらカワイイと話題になったものです」(前出・アイドル誌ライター)

ミスマガジン受賞から乃木坂46入りという異色の経歴を持つ衛藤美彩。

 衛藤は高校卒業後に芸能界を目指して上京し、2011年7月に「ミスマガジン2011」でグランプリを受賞。翌8月には乃木坂46の1期生オーディションに合格し、乃木坂入りが決まったあとの9月に1st DVDの「ミスマガジン2011 衛藤美彩」が発売されたという異色の経歴となっている。

 衛藤が上京後にすぐミスマガジンで優勝できたのは「ロンドンハーツ」で知名度がついたお陰とも言われている。その一方で白石らが「ロンドンハーツ」に出演した時は、1stシングルの「ぐるぐるカーテン」がリリースされる直前であり、今をときめく乃木坂46もまだほとんど知名度はなかったもの。この番組出演で<乃木坂46って可愛い!>と評判になったものだった。

 そこから10年超が経ち、いまや白石、生駒、生田の3人は女優に転身。衛藤は西武ライオンズの源田壮亮選手と結婚を果たした。時代が大きく移り変わったいま、白石にはぜひもう一度スポーツテストに挑戦して欲しいところではないだろうか。

(石田安竹)