AKB48の冠番組、MCひろゆきに本番の3分前まで伝えていなかった重大なこと!

 いきなり言われたら、さすがのひろゆきもビックリして当然だったことだろう。

 テレビ東京で火曜深夜に放送されているAKB48の冠番組が、10月4日深夜放送分から「AKB48、最近聞いたよね…」にタイトルを変更。内容は前週までの「AKB48、最近聞いたかも?」から変わらないものの、編成上は新番組としてリスタートした形となった。

 番組冒頭では総監督の向井地美音が「新番組のほうでもね、ひろゆきさん、MCしていただけるって」と、フランスからオンラインで収録に参加しているひろゆきに話しかけていた。その会話で驚くべき情報がもたらされたという。

「画面に登場したひろゆきは『3分前くらいにこれが新番組って聞きました』と苦笑いしながら告白。昨年7月の番組スタート時からMCを務め、番組名が『乃木坂に、越されました』から『AKB48、最近聞いた?』、そして『AKB48、最近聞いたかも?』へと移り変わるなかでも変わらずMCを続ける主要メンバーながら、今回の番組名変更は直前まで伝えられていなかったようです」(テレビ誌ライター)

帰国時にはAKB48劇場での収録に参加していたひろゆき。「AKB48、最近聞いたよね?」公式ツイッター(@akb48_tvtokyo)より。

 ネット論客として日本中に知られるひろゆきに、番組の重大事を伝えないとはどうしたことか。ただそんな事態も同番組にとってはあくまで通常運転に過ぎないというのである。

 ひろゆきの言葉を受けた向井地は、番組タイトルはAKB48のメンバーが考えたものが採用されたと説明。その際に「ついさっき、メンバーの中から募集して…」と明かしており、どうやら出演者のAKB48でさえ、新番組になったことを直前まで知らなかったようだ。

「同番組の総合演出を務めるテレビ東京の高橋弘樹氏は、『家、ついて行ってイイですか?』も手掛けた名物プロデューサー。一般人相手のロケで番組を作るといった体当たり企画にも長けており、その手腕はAKB48が次々と自治体や企業にアプローチしていく本番組でも遺憾なく発揮されています。今回も集英社とのコラボにより、マンガ『ONE PIECE学園』(小路壮平作)にメンバーを登場させてもらうという力技を発揮。そんな制作事情を知っているひろゆきなら、新番組になったことを本番3分前に知らされても納得できるのではないでしょうか」(前出・テレビ誌ライター)

 10月4日発売のマンガ誌「最強ジャンプ」では、「ONE PIECE学園」に小栗有以、大盛真歩、佐藤美波、倉野尾成美の4人が人気キャラのペローナと同じコマで共演を果たしている。この力技にはひろゆきも視聴者と同様に感心していたのではないだろうか。