みちょぱが「結婚を商売にしている」ことを認めるも、視聴者や共演者は祝福!

 そんな策略も、どうやら彼女なら許されてしまうようだ。

 モデルの大倉士門と結婚したモデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優が、10月26日放送の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)にて結婚を生報告。その際に、自分の結婚を自ら商売にしていることを明かしたという。

 今回の出演でみちょぱは、大倉からのプロポーズについて「実はけっこう前からあった」と告白。その時期はまだ桜が咲いていなかったかな、ぐらいだったそうで、いろいろなタイミングを見ながら自分の誕生日(10月30日)にも近いこの時期になったようだ。

「ここでMCの加藤浩次はプロポーズの言葉について訊ねることに。話の流れ的には当然の質問ですが、なぜかみちょぱは言葉を濁し、『行きましょう、次に!』と進行を促しました。そんな姿に加藤が『そんな恥ずかしがるなよ』とツッコむと、みちょぱは驚きの言葉を口にしたのです」(テレビ誌ライター)

 みちょぱは「サンデー・ジャポン」(TBS系)でも言わせていただいたと前置きしつつ、「ネタをこれで一周まわりたいんで」と宣言。「いまこれ一本でやってってんですよ、バラエティ」と語りつつ、結婚に関するネタは小出しにしていきたいと明言したのだった。

 早い時期にプロポーズされたというネタも、この「スッキリ」が初出しだと明かしたみちょぱ。彼女は「いろんな番組で一個ずつ。一個の番組でひとネタくらい」と具体的な戦略を口にし、今回はプロポーズネタを明かしたことから「今日、初めて言ったので。そのひとつでお願いします!」と懇願したのである。

「そんなみちょぱに加藤が『お前すげえ計算してるなあ!』と突っ込むと、『恥ずかしい』とハニかみつつも否定はしなかったみちょぱ。続けて加藤が『結婚を商売にしてるよ』とイジったところ、みちょぱは『いやいやいや』と被りを振ってはいたものの否定することはなく、自ら結婚を商売にしていることも認めたも同然だったのです」(前出・テレビ誌ライター)

昨年3月開催のイベント「超十代」ではカップルで司会を務めていたみちょぱと大倉士門。交際発覚の直後ながら、夫婦漫才さながらの掛け合いを見せていた。

 ここで注目したいのは加藤の態度だ。納得できない相手には正面から噛みついたり、時には手も出ることから“狂犬”とのあだ名まである加藤だが、今回はみちょぱのネタ小出し作戦に対して「なんじゃそりゃあ!?」などと文句を付けることもなく、むしろ面白がっていた様子。「番組によって出す量決めてるの?」などと質問するほどだった。

 そもそも情報番組であれば、ライバル局に先駆けても新しいネタをスクープしたいところ。それをみちょぱのほうから「一個の番組でひとネタ」と“情報統制”を宣言されても、誰も怒っていなかったのである。

「それは視聴者も一緒のはず。これが他のタレントだったら《ケチケチしてないで全部話せよ!》くらいに憤るところですが、みちょぱなら《小出しでいいよ》と容認してしまうのです。それは大倉との交際や結婚について、言葉を濁すことも話をはぐらかすこともせず、正直に答えてきたことをみんな知っているからでしょう。そういった真摯な態度は、人の心にちゃんと響くものだと実感させられますね」(前出・テレビ誌ライター)

 視聴者はむしろ、次の番組ではどんなネタを明かしてくれるのかと、楽しみにしていることだろう。