グラビアやバラエティで活躍するタレントの手島優が11月1日、一般人男性と入籍したことを発表した。第一声は同日の昼にYouTubeチャンネル「矢口真里と手島優のやぐてじチャンネル」にて公開された「【ご報告】手島優から皆様に大切なご報告があります。」と題した動画にて、手島自身の口から明かされたもの。
手島は昨年6月、一般人男性と交際中であることを公表。10月26日には日刊スポーツが「一般男性と結婚 交際約1年5カ月」とスクープし、10月30日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)ではリポーターの直撃を受け、「入籍はまだなんですけど、近々良いご報告を」と答える姿が報じられていた。
入籍当日の11月1日にはインスタグラムに手書きの報告文を掲載。「お相手は私の両親、兄弟や友人も稀に見る好青年と認めるほどとても誠実で魅力的な方です」と綴っていた。自身の仕事については「お仕事は変わらず続け、急なキャラクター変更などもしませんので、今後とも応援よろしくお願い致します」と明かしている。
「今でこそバラエティ色の強い手島ですが、デビュー当時は青年マンガ誌のグラビアコンテストでグランプリを受賞した、正統派の巨胸美人グラドルでした。そんな彼女が40歳を迎える現在まで一線級で活躍できているのは、バラエティ向きの性格に加えて、いつもにこやかで共演者やスタッフから愛されているから。どんな仕事にも前向きに取り組む姿勢はファンからも好感されており、2019年6月に配信リリースした『ハミ乳パパラッチ』(「NYOUTUBER(手島優)」名義)がオリコンミュージックストアのダウンロードランキングでデイリー1位に加えて週間と月間のランキングで1位を獲得したのも、バカバカしさにあふれた歌詞やダンスを笑顔いっぱいで披露するMVが好感されたからでしょう」(芸能ライター)
そんな手島のお相手は、10年来のファンだという。手島いわく、新郎は手島の顔が大好きだそうで、メディアでは「ファン婚」との見出しもつけているようだ。
ファンとの結婚を巡っては、元AKB48の峯岸みなみが「推し婚」を果たしたのも記憶に新しいところ。峯岸は9月16日にYouTuberグループ「東海オンエア」てつやとの結婚を発表。芸能界の大型カップでありつつも、てつやがYouTuberになる以前から峯岸の大ファンだったこともあって、ファンが推しのアイドルと結婚に漕ぎつけたことでも話題になっていたものだ。
峯岸はてつやが人気YouTuberになったあと、共通の知り合いであるカメラマンの紹介で知り合ったという。また手島も共通の友達がいたことがきっかけで、夫となる男性を紹介してもらったと明かしている。どうやら共通の知り合いを見つけることは、推しとの結婚では欠かせない要素のようだ。
「推しとの結婚について、峯岸はファンに向けて『失礼ですけど(結婚)できそうな方を推しに…』と語っていました。また手島は夫が10年前からファンでいることを友達から聞いており、10年経っても未だにファンで居続けることを知り、そろそろ恋愛したいと思っていたことが交際のきっかけだったそうです。そんな二人の逸話を聞くと、推しと結婚するコツは、ファンと結婚してくれそうなタレントを長年推し続けることなのではと思えてきます」(前出・芸能ライター)
峯岸はてつやとの結婚をAKB48総合プロデューサーの秋元康氏に報告した際、「峯岸は(AKB48では)センターになれなかったけど、彼にとってのセンターで良かったな」と言われ、「センター決めたの秋元さんじゃないですか!」とツッコんだとのエピソードを披露。手島も夫との交際が始まるまで、恋愛していなかったことを明かしている。
「つまり二人とも、交際が始まるまでフリーだったわけです。どんなタレントを推すのかは人それぞれですし、疑似恋愛を楽しむだけなら自分の好みにピッタリの人を選べばいいわけですが、交際や結婚まで視野に入れるなら『競争率の低い』タレントを選ぶのがコツなのかもしれません。二人の“推し婚”を目の当たりにしたことで、将来を考えて推し変するファンも出てきそうですね」(前出・芸能ライター)
推しと結婚できたファンが続出したいま、積極的に推し変をすべき理由がひとつ増えたようだ。