いとうあさこ、島崎和歌子から思いっきりつねられたワケが切実すぎた!

 タレントのいとうあさこが、仲良しの島崎和歌子から勘違いが原因で思いっきりつねりあげられたアクシデントを明かした。その内容にいとうと同じアラフィフの女性視聴者が苦笑いしていたようだ。

 11月2日放送の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)では、女性タレントの老化が話題に。44歳の森三中・黒沢かずこは子供も兄弟姉妹もいないことから老後に不安を抱いており、「一人っ子の未婚ほど怖いものはないですよ!」との持論を強調だ。

 それを受けて51歳の大久保佳代子も、「周りも確実に老化していて」と主張。その一例として仲良しで52歳のいとうと49歳の島崎和歌子との3人で、ちょっと暗がりのレストランで食事していた時のエピソードを披露したのである。

 その食事中に島崎は「あさちゃん、ここにパンくずついてるよ」と指摘。手を伸ばしてパンくずを取ってあげようとしたところ、実は吹き出物でいとうは「痛たたーっ!」と絶叫だ。その光景に大久保は「頼りにしている友達も老化していくんだっていう様を見たときに、もう頼れないんだって思って」と語ったのであった。

「このエピソード、20~30代の共演者たちや若い視聴者には単なる笑い話だったことでしょう。しかし40代以上で大久保やいとうらと世代の近い視聴者にとっては、身につまされる話だったに違いありません。外見の衰えは意外に自覚が少ないのに対し、視力の衰えは自分自身が最も影響を受ける老化の症状。人のよって早い遅いはあるものの、老眼は40代で始まることが多く、それこそ島崎のようなアラフィフ世代には顕著です」(アラフィフの女性誌ライター)

友人のいとうあさこをネタに老化エピソードを披露していた大久保佳代子。

 老眼になると近いものが見えづらくなることに加え、暗い場所も苦手となってくるもの。島崎のようにパンくずと吹き出物を間違えてしまうのもアラフィフ世代にとっては笑い話ではなく、切実な悩みなのだ。

 しかもパンくずをつまむといったちょっとした動作でも、年齢と共に適切な力加減が失わていきがち。島崎が吹き出物を思いっきりつねりあげてしまったのも、同世代の視聴者にとっては「あるある」だったのである。

 この日、他の共演者は38歳の若槻千夏が最高齢で、最年少のHKT48矢吹奈子は弱冠21歳。老化や老眼には無縁の世代であり、大久保のエピソードにも実感が湧かなかったことだろう。

「同番組では年寄り扱いの大久保らですが、大久保の『オアシズ』がバラエティ番組『めちゃめちゃイケてるッ!』(フジテレビ系)で人気を博し始めたのは彼女がまだ20代だったときのこと。その当時、矢吹は生まれてもいませんでした。いま若さを謳歌している出演者や視聴者たちも、気が付けば大久保らのようにアラフィフになるわけであり、今回のエピソードは決して他人事ではないと知ってほしいですね」(前出・女性誌ライター)

 見方を変えれば大久保やいとうは厳しい芸能界で20年以上も生き延びてきたことになる。その経験ゆえに老眼すらも笑いに転嫁できるのかもしれない。