齋藤飛鳥の卒業で早くも「次々期シングルのセンター」ががぜん注目されるワケ!

 早くも「次の次の作品」が注目の的になっているようだ。

 11月6日深夜放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)にて、乃木坂46の31stシングル「ここにはないもの」のセンターを、グループ卒業を発表した齋藤飛鳥が務めることが明かされた。

 11月5日には公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」にて生配信が行われ、同曲を初披露。この時点ですでに齋藤のセンター就任が明かされていたが、地上波テレビ放送であらためて発表する形となった。

「番組では全メンバーを一堂に集め、31stシングルの選抜メンバーが一人ずつ発表されていく模様を紹介。すでに10月30日深夜の前回放送でさわりの部分が映っていたので、それ以前に収録されていたことは確実です。齋藤の卒業発表は11月4日でしたから、選抜発表の時点ではまだ、メンバーたちも齋藤の卒業について知らなかった可能性もありそう。齋藤自身は同じ衣装でセンター就任と卒業に関するコメントを口にしていましたが、彼女だけ別室で収録していたのかもしれません」(アイドル誌ライター)

 ともあれ12月7日に発売される「ここにはないもの」は、齋藤の卒業シングルとして大きな話題を呼ぶのは確実だろう。その一方でファンのあいだでは、早くも次々期作にあたる32ndシングルが注目の的になっているというのである。

 なぜなら齋藤という大エースが卒業したあとのシングルこそが、今後の乃木坂46を背負って立つ次期エースの看板作になることは確実だからだというのだ。

 乃木坂46で明確な卒業シングルはこれまで4作品あり、14thシングル「ハルジオンが咲く頃」(センター深川麻衣)の次には齋藤がセンターを務めた「裸足でSummer」がリリース。同様に16thシングル「サヨナラの意味」(センター橋本奈々未)に続いたのは白石麻衣と西野七瀬のWセンター作となった「インフルエンサー」だ。

 また西野七瀬の卒業シングル「帰り道は遠回りしたくなる」に続く23rdシングルは、齋藤がセンターを務める「Sing Out!」に。そして白石麻衣が卒業した25thシングル「しあわせの保護色」に続いたのは、山下美月センターの「僕は僕を好きになる」だったのである。

「いずれの作品でも次期センターは乃木坂46のエース格と呼べるメンバーばかり。それゆえ32ndシングルのセンターは、それこそ齋藤に並ぶ評価を得たメンバーになると言えるでしょう。巷では5期生で人気トップ級の井上和が抜擢されるとの呼び声も高いものの、果たしてこのタイミングで先輩たちを差し置いて5期生をセンターに起用するのか。いずれにしても齋藤のセンター就任が当然視されている今回の31stシングルよりも、32ndシングルのほうがセンター争いが熾烈化するのは確実でしょう」(前出・アイドル誌ライター)

5期生の井上和がセンターに抜擢されたら大きな話題を呼ぶのは確実だろう。乃木坂46公式ツイッター(@nogizaka46)より。

 グループに残るセンター経験者は3期生の与田祐希と山下美月、4期生の遠藤さくらと賀喜遥香、そして5期生から大抜擢された中西アルノの5人のみ。この中から再度の起用となるのか、それとも新たなエース候補が生まれるのか。早くても来年3月以降になるのは確実な32ndシングルを巡る予想合戦は、しばらくヒートアップし続けることとなりそうだ。