タレントの山田南実が3年ぶりの写真集をアピールだ。11月16日に2nd写真集の「Departure」(講談社)が発売され、11月18日に東京・Shibuya TSUTAYAにて発売記念記者会見に臨んだ。
2019年に1st写真集をリリースしていた山田。新型コロナ禍の影響で2作目は難しいのかなと考えていた時、今作のオファーがあり、「本当にありがたく思っております。涙が出るぐらい嬉しかったです」とその喜びを強調だ。
撮影が行われたのは2カ月前で、山田の故郷でもある北海道で撮影。実家のある札幌ではなく、函館でロケが行われたという。山田は女優を目指して上京した時に。「北海道で仕事をする」「愛犬のヴィトンくんと一緒に仕事をする」という二つの夢をいつか叶えたいと思っていたとか。今回は実家からヴィトンくんをロケ現場まで連れてきてもらったことで、両方の夢が一気に実現することになった。
タイトルの「Departure」は山田が自分で付けたもの。その理由として「私の故郷、この北海道からすべてが始まって、生まれた時からのことをいろいろ思い返したときに、ここが私の出発点だ、すべてての始まりだという意味合いを込め」たという。その上で「生まれてからが原点回帰です!」が力強く宣言した。
一番お気に入りのカットは水着で両手を大きく広げた見開きのページ。「一番に海がなんていったって綺麗でしたし、一番自分の素が出ていた部分」だそうで、表情も本当に素だったという。すでに写真集を手にしたファンからも「素の表情の笑顔がいいね」と言ってもらえたそうで、それもお気に入りの理由のようだ。
そんな函館の海について山田は、写真集に掲載されたインタビューで「北海道の海は初めてかも。私の知らない北海道の魅力を見つけられて嬉しいです!」と語っていた。
「北海道は海で泳げる時期が1カ月ほどしかなく、海で遊ぶという感覚も薄いことから、山田のように『海は初めて』という道産子も珍しくありません。正直なところ、函館周辺で水着グラビアのロケに適した海岸もなかなか思いつかず、本人の希望を見事に叶えてあげたんだなあと感心しますね」(北海道出身のグラビア誌ライター)
原点回帰の写真集で挑戦したテーマは、彼女の芸能人生で最大級の肌見せ。「自分でもどうなるかわからないっていう挑戦」だったそうで、ロケの日程に合わせて身体にも磨きをかけ、筋トレに行ったり食事を気を付けたことで、自身を持って撮影に臨めたという。実際の撮影では「もう、やるぞ、ファンの方に届けたい」との一心で頑張ったとのことだ。
そんな山田は前回の写真集ではまだ高校を卒業したばかりの18歳だったが、今回は21歳の大人へと成長。その変化について1st写真集のころは「あどけなさがあったといいますか、やっぱりまだ幼さもあった」そうで、それは衣装からも感じられるという。
それが今回の2nd写真集では「大人の魅力、違った魅力を出せたなと思います」と胸を張ったほか、黒っぽい衣装を着たり髪形も大人っぽくなるなど変化を体感。「表情も変わって、そこが変わったポイントかなと思います」と語っていた。
(取材協力:山下恵里佳/撮影:Issey Nakanishi)
【山田南実 2nd写真集「Departure」概要】