お笑い芸人のヒコロヒーが、大ヒット映画に出演している超大物俳優からベタ褒めされたようだ。
11月28日放送の「キョコロヒー」（テレビ朝日系）では、現在上映中のインド映画「RRR」でダブル主演を務めるNTR Jr.とラーム・チャランの二人がVTR出演。番組中でも「インドの小栗旬＆山田孝之」と紹介するなど、ガチな大物俳優が登場してくれた。
NTR Jr.はインドの映画界で最も稼いでいる俳優の一人として知られており、そのギャラは映画1本あたり1億2000万ルピー（約2億円）にものぼる。またラーム・チャランは「RRR」の大ヒットでさらにギャラが高騰し、次回作の出演料はなんと10億ルピー（約17億円）と伝えられるほどの人気者だ。
そんな大物俳優たちが出演映画の宣伝とはいえ「キョコロヒー」のような深夜番組に登場するだけでも驚き。しかも今回は作品側からのオファーだったというのだから、どうやら「キョコロヒー」の影響力は映画業界で相当高く評価されているのかもしれない。
番組では二人に対し、「キョコロヒー」のレギュラーである日向坂46・齊藤京子とヒコロヒーの印象を「RRR」の役柄に例えてもらうことに。ここでチャランは、齊藤は「RRR」のジェニー役ができるのではないかとコメント。イギリス人女優のオリビア・モリスが演じるジェニーは、作中でNTR Jr.が一目ぼれする心優しき女性だ。
「一方でヒコロヒーに関してはNTR Jr.が、『スーツもよく似合っているし、いい政治家になりそう』との印象を口に。小さなことは気にしない強さを感じると、ゆってぃさながらの評価です。これにはヒコロヒーも『RRRのなかから選んでくれるんじゃないの？』と不満顔でした」（テレビ誌ライター）
ちなみに今年7月に就任した大統領のドラウパディ・ムルム氏は、インドで二人目の女性大統領。かつて故・インディラ・ガンディー氏が同国史上初の女性首相として活躍していたことも世界的に知られており、ヒコロヒーは政治家に例えられたことをもっとポジティブにとらえてもよかったのかもしれない。
政治家の次は、サムライに例えられていたヒコロヒー。「キョコロヒー」公式ツイッター（@kyoccorohee）より。
番組ではさらに、齊藤とヒコロヒーのダンスもチェックしてもらうことに。現役アイドルの齊藤は日向坂46のMVを観てもらえばいいが、果たしてヒコロヒーのダンス映像など存在するのだろうか？
「番組側では、ヒコロヒーがクラブで踊りまくっている映像を用意。これは10月17日の放送で、クラブに行ったことがないというヒコロヒーの夢を叶える企画で収録されたものでした。その映像を見たチャランは一言『サムライだ！』と評価。放送では『どうとでも取れる言葉をくれた』とのナレーションが入っていましたが、まさにその通りの感想となっていました」（前出・テレビ誌ライター）
これを機に、ヒコロヒーのキャッチフレーズが「サムライ」になる日が来るのかもしれない!?
※トップ画像はヒコロヒーstaff公式ツイッター（@hiccorohee_MG）より。
