【舞いあがれ!】舞のTシャツだけじゃない!目黒蓮(柏木)の出演映画を全力で応援か

 それ、さすがに偶然じゃないよね? そんな疑念の声があちこちからあがっていたようだ。

 12月2日放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第45回では、ラストシーンでヒロインの岩倉舞(福原遥)と同期生の柏木(目黒蓮)が急接近。見つめあいながら、柏木が「俺…お前のこと…」と語り掛ける場面で幕を閉じていた。

 視聴者からは言葉の続きが気になるとの声が続出。「好きなんだ」といった告白なのか、それとも「見下していてゴメン」といった謝罪の言葉なのか。いずれにしても二人の関係性に影響する一言になりそうだとの期待が高まっている。

 そんな大事なシーンにて、別のアイテムが気になってしょうがなかった視聴者もいたという。それは舞が着てきたTシャツらしいのだが、いったい何が気になったというのか。

「舞のTシャツには月がだんだんと欠けていく様子のイラストが描かれていました。それが12月2日公開の映画『月の満ち欠け』にちなんでいるとの指摘が続出しているのです。同作では目黒が三角という役を演じており、『Snow Man』ではなくソロとして映画に出演するのは本作が初めて。その記念すべき作品を、まったく関係がないはずの朝ドラが応援しているとして、視聴者が驚いています」(女性誌ライター)

 とはいえ、月の満ち欠けは普遍的なデザインテーマの一つ。しかもパイロットという空を飛ぶ職業にとって、月は身近な存在でもある。

 航空学校の学生は、月や星といった天体から現在地を割り出す「天測航法」も学ぶはず。それゆえ舞が月をモチーフにしたTシャツを身につけているのは、むしろ航空学校生らしさの表れではないだろうか。

「舞のTシャツでもう一つ気になるのは、プリントされていた言葉です。そこには『HYVÄÄ ILTAA』(ヒュバ・イルター)と書かれており、フィンランド語でこんばんわの意味。一方で映画『月の満ち欠け』で目黒が演じる三角は、同じ北欧のスウェーデンに興味がある様子です。作中で着用しているTシャツには『A Swedish Love Story』(スウェーデンの恋物語)とプリントされており、これは映画の公式グッズにもなっています」(前出・女性誌ライター)

 さすがに映画の公式Tシャツと同じではあからさますぎるので、隣国・フィンランドの言葉をあしらったということか。それに加えてもう一つ、柏木が住む寮の部屋にも、映画との関連性を感じさせるグッズがあったというのだ。

 それは柏木の机の上に置かれていた「大辞苑」という分厚い辞書だ。この書名はNHKらしく架空のものになっているが、大辞林や広辞苑をもじっていることは誰の目にも明らかだろう。

三角の机にある広辞苑は、置かれた位置まで似ている。映画「月の満ち欠け」公式ツイッター(@eiga_tsukimichi)より。

「映画『月の満ち欠け』の公式ツイッターでは10月20日、三角(目黒)の部屋を公開。机の上にはまさに広辞苑が置かれていたのです。そうなると『舞いあがれ!』が映画の描写に合わせたことになるはず。よく探せばほかにも映画をモチーフにした小道具が見つかるかもしれません」(前出・女性誌ライター)

 民放ドラマならともかく、よもや朝ドラにて出演者の映画をこれほど全力でアピールしても良いものなのか。モヤモヤの収まらない視聴者も少なくなさそうだ。