素人目にもその上手さは伝わっていたが、プロの目線でもやはり高評価だったようだ。
5人組男性ボーカルグループ「ゴスペラーズ」の黒沢薫が12月7日、ツイッターにて乃木坂46の5期生について言及。11人いる5期生のなかで、とくに気になるメンバーの名前をあげていた。
ゴスペラーズは12月6日に開催された「新・乃木坂スター誕生！LIVE」の横浜公演にゲスト出演。黒沢は「昨夜の #乃木坂スター誕生LIVE 短評。（あくまで歌唱力目線）」と綴っており、5期生の歌を生鑑賞した上での評価だったようだ。
黒沢は井上和、中西アルノ、そして奥田いろはと3人の歌唱に言及。「#井上和 さんは既に王者の貫禄」と評したほか、「#中西アルノ さんはレベルが1段違う」とベタ褒め。そして「#奥田いろは さんはナチュラルな良い声。素直さもあるし、今後伸びそう」と、それぞれの評価を綴っていた。
「ファンのあいだでも5期生には歌の上手いメンバーが多いと評判。5期生の冠番組『新・乃木坂スター誕生！』（日本テレビ系）ではソロやデュエット、プロアーティストとの共演など様々な形で歌を披露しており、なかでも黒沢が言及した井上、中西、奥田の3人は、歌唱力が高いメンバーとしてよく名前があがっています」（アイドル誌ライター）
乃木坂5期生と共演したゴスペラーズ。黒沢薫公式ツイッター（@K2spicy）より。
黒沢のツイートに乃木坂ファンからは<ゴスペラーズが言うんだから、この3人の実力はガチだな>といった声が続出。<和の『既に王者の貫禄』ってのは、めちゃくちゃ納得できる>と、初の5期生楽曲でセンターを務めた井上の存在感に触れる声も少なくない。
そして中西については<やっぱり、アルノはレベチだったか>などと、プロも認める歌唱力にあらためて感心する向きが多いようだ。
「黒沢があえて『レベルが1段違う』と触れたことで、5期生の中でも中西の歌唱力が突出していることが示された形です。2月23日に開催された『5期生 お見立て会』の第1回で中西は、尾崎豊の『I LOVE』を披露。《今までの乃木坂にない歌声》と評されていました。運営側の期待も大きく、29thシングル『Actually…』では加入翌月ながらいきなりセンターに抜擢されたほどです」（前出・アイドル誌ライター）
そんな中西の実力については、卒業を発表済みの1期生・齋藤飛鳥も12月4日放送の「乃木坂工事中」（テレビ東京系）で太鼓判を押すことに。後輩メンバー全員への手書きメッセージを披露した齋藤は、中西について「アイドルの枠に収まらないというか、人になりそうだなと思うから、とにかく地道に頑張って人柄を伝えていってほしいですね」と語っていた。
そんな齋藤の予想を、今回のゴスペラーズ黒沢による評価が裏打ちした形だといえそうだ。
（石田安竹）
※トップ画像は「新・乃木坂スター誕生!」公式ツイッター（@nogista_ntv）より。
