【舞いあがれ!】魚をさばく福原遥に視聴者びっくり「これで左利きなんてスゴすぎる!」

 これも「昔取った杵柄」と言えるのかもしれない。

 12月23日放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第60回では、ヒロインの岩倉舞(福原遥)が、魚をキレイにさばく様子が描かれた。そのシーンに感心する視聴者が少なくなかったという。

 パイロットを目指すも、リーマンショックの影響で航空会社への入社が1年先延ばしになった舞。ちょうど祖母の祥子(高畑淳子)が脚を怪我したこともあり、手伝いのため祥子が住む長崎・五島に滞在していた。

 祥子の家では島への留学制度を手伝っており、東京から来た望月親子が滞在中。さらには舞の幼馴染で放浪詩人さながらの生活をしている貴司(赤楚衛二)もお世話になっており、舞は5人分の料理を作っていたのである。

「祥子が見つめるなか、舞は庭でヒラメをさばくことに。魚さばきに向いた肉厚の包丁で、身をキレイに切りさばく腕前には祥子も『上等上等!』と目を細めていました。番組の公式ツイッターによると、その包丁さばきには料理指導の広里貴子氏も驚いていたそうです」(テレビ誌ライター)

 なにしろ福原は小5~中2の4年間にわたり料理アニメ「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」(Eテレ)で主人公の柊まいんを担当。毎回のように料理を披露しており、包丁さばきが上手いのも納得だ。

 しかも驚くのは、福原自身は左利きだということ。視聴者からも<さすがまいんちゃん><俳優さんって凄い>と驚きの声があがっている。クッキンアイドルでも右手で包丁を使っていたほか、箸も右手で握っており、料理や食事に関する場面では右利き同然に振る舞っているようだ。

右手で包丁を使いこなしていた舞。トップ画像ともに©NHK

「ただ左利きな部分も残っていて、ふつうは利き手でない側を使う携帯電話やキャリーケースは右手で持っています。テーブルを拭くといった力を入れる場面では左手を使っており、状況に応じて左右の手を使い分けているようです。なおペンは右手で持っていますが、文字を書く時は右利きのほうが都合がよいからでしょう。左手でペンを持つと、書いたばかりの文字を手でこすることになりますからね」(前出・テレビ誌ライター)

 一部の口さがない視聴者からは、前作「ちむどんどん」のヒロインだった比嘉暢子(黒島結菜)よりも包丁さばきが上手いとの指摘も。ともあれクッキンアイドルとしての料理経験が、今回のような料理シーンに大きく役立っているのは確実だろう。