ゆたぼん、ツイッター凍結騒動に「偽者じゃないの?」との声が続出したワケとは

 この一件で改めて知った人も多かったようだ。

 少年革命家こと不登校YouTuber「ゆたぼん」のツイッターアカウントが12月23日までに削除された。12月22日の夜にゆたぼんは新たなサブ垢を作成し、「なんかTwitterにログインできんくなった」と報告。翌23日にはツイッターのCEOを務めるイーロン・マスク氏に対して「話ちがうやん」との@ツイートを送っていた。

 そして23日の午後には「俺のTwitterの本アカウント@yutabon_youtube なんか消されたみたい」と報告。「俺なんも違反してないし、イーロンマスクの悪口も言ってへんのになんでやねん」と、怒りの声をあげていたのである。

 この一件を巡っては<凍結された><自分でアカウントを削除しただけ>といった声があがっており、ネット掲示板の5chにもスレが立つなど、なかなかの反響を呼んでいるようだ。そんな反響のなかには、こんな声も少なくなかったというのである。

「ツイッターを中心に《削除っていっても偽者じゃないの?》という声も出ていました。その理由は削除されたアカウントが『yutabon_youtube』であり、これだと彼の名前が『ゆた“ぼ”ん』になるからです。実のところこの名前で正解なのですが、どうやら世間では彼のことを『ゆた“ぽ”ん』(yutapon)だと思い込んでいる人が多く、名前が違うと勘違いされていたようですね」(IT系ライター)

凍結されたという従来のアカウントを見ると名前が「yutabon」であることが分かる。

 5chにも「【悲報】少年革命家ゆたぽん、アカウント凍結」と題したスレが立つなど、彼の名前を「ゆたぽん」と誤解しているネット民は少なくない様子だ。

 各SNSでは「ゆたぽんだと思っていた」という書き込みも見られ、<私もそう思ってました><え、ゆたぽんじゃないの?>といったレスが付いているのである。

「音の流れ的に『ゆたぽん』のほうが発音しやすいですし、見た目でも“ぽん”と“ぼん”は見分けがつきづらいので、世間では『ゆたぽん』と認識している人が少なくないようです。知名度はそれなりにあるものの、いまやニュース番組で取り上げられることもほとんどなく、『ゆたぼん』という発音を聞く機会も少ないので、誤った認識が正される機会もないんでしょうね。今回はツイッター関連の騒動のため英文字で『yutabon』と表記されていたことから、初めて認識違いに気が付く人が多かったというわけです」(前出・IT系ライター)

 削除騒動から3日経った時点で、サブ垢のフォロワーは1200人あまり。ここからどのくらいまで伸びていくのかに、現在の一般認知度が表れるのかもしれない。

※トップ画像は「少年革命家ゆたぼん@サブ垢」(@yutabon_boxing)より。