伊藤沙莉の朝ドラヒロイン決定で、兄・オズワルド伊藤も俳優業に進出する!?

 女優の伊藤沙莉が2月22日の午前10時過ぎにツイッターを更新。「2024年度前期連続テレビ小説 主演を務めさせていただくことになりました!」と、朝ドラヒロインに決定したことを報告した。

 伊藤は2023年度後期の朝ドラ「ブギウギ」にてヒロインの有力候補に挙げられていたもの。同作のヒロインは趣里に決定。ファンのあいだではそれ以降の作品での抜てきに期待が高まっていたなか、見事に意中の役を射止めた形だ。

「伊藤が『ブギウギ』のヒロイン候補に挙げられていた理由には、もちろん演技力もありつつ、歌唱力の高さも見逃せません。昨年7月13日放送の『2022 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)では尾崎豊の『15の夜』を披露。生来のハスキーボイスが曲調にマッチし、視聴者から絶賛を浴びたものです。それゆえ彼女のヒロイン作でもファンからは歌を披露する場面に期待が高まっています」(芸能ライター)

 そんな伊藤のヒロイン抜擢を巡り、もう一人注目を浴びることになるのが、実兄でお笑い芸人の「オズワルド」伊藤俊介だろう。

 朝ドラヒロインの兄弟姉妹が芸能人という例では、前々作の「カムカムエヴリバディ」でヒロインの雉真安子を演じた上白石萌音の妹が、前作「ちむどんどん」にて比嘉歌子を演じた上白石萌歌だったのは記憶に新しいところだ。

 それもあって妹・沙莉のヒロイン決定に伴い、兄の俊介にも朝ドラ出演の期待が高まり始めているというのである。

オズワルド伊藤俊介(右)も朝ドラ出演なるか?

「俊介は2021年5月放送のドラマ『イチケイのカラス』第5話に、相方の畠中と共に傍聴マニア役で出演。昨年3月公開の映画『猫は逃げた』では映画監督の役で単独出演しています。独特な風貌は個性派俳優っぽくもあり、ハマる役はいくらでもあるでしょう。朝ドラでは『カムカムエヴリバディ』にて、おいでやす小田が酒屋役で出演するなど、芸人との親和性もありそう。さすがに妹・沙莉との共演は難しいかもしれませんが、それ以降の作品に出演する姿に期待も高まるところです」(前出・芸能ライター)

 サッカーのコーチを務めていたことから、大勢の子供たちをまとめるのが上手いという俊介。子役が多く出演する朝ドラなら、可能性も十分にあるかも?