お笑いコンビの「オードリー」が史上最大の大舞台に挑戦だ。来年2月18日に冠ラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」の15周年記念イベントを東京ドームで開催することが、3月18日深夜放送の同番組にて若林の口からサプライズ発表された。この発表を巡ってリトルトゥース(オードリーファン)からは「有言実行」と喜ぶ声もあがっている。
昨年10月21日放送の特番「じゃないとオードリー」(テレビ東京系)では二人に対し、「収録後 日向坂メンバーに普段言わないカッコいい言葉を去り際に言え!」とのミッションが与えられることに。同特番ではオードリーがMCを務める「日向坂で会いましょう」(同)の収録に密着。その去り際にいよいよ若林が「カッコいい言葉」を切り出していた。
若林は「オードリーは武道館の後、目標がなくなってたんだけど」と前置きしたうえで、日向坂46に対して「みんなの東京ドームのライブ観て、ドキュメンタリー映画も観て、本当にそんなことできるわけないとは思ってるんだけど、オードリーで(東京)ドームライブやりたいって二人で決めたんですよ」と語り掛けた。
その言葉に松田好花が感動の涙を流すなか、若林は「だから今度は日向坂の背中を追うことになるけど、ドームでライブやるときは観に来てください。『東京ドームで会おうや!』」と宣言。この時は視聴者も東京ドーム発言をあくまでミッションの一環だと思っていたが、今回のイベント発表により、有言実行を果たしたと話題になっているのである。
だが、若林が口にした東京ドームライブは、決してその場の思い付きではなかったというのだ。それはオードリー自身の口から語られていたという。
「特番ではミッション終了後、番組スタッフがオードリーを直撃。そこでは春日が『嘘ではないから、作ったことではないからね』と語れば、若林も『俺たちが勢い余って(日向坂46を)泣かすために言ったんじゃない』と説明していました。つまりこのミッション以前から若林と春日のあいだでは、東京ドームライブをやりたいと話し合っていたわけです」(芸能ライター)
この特番が放送されてから約5か月後に発表された東京ドームライブ。日程こそ来年2月とずいぶん先ではあるものの、これほどの大型イベントとなると5カ月程度の準備期間で開催発表までもっていくのはなかなかの至難の技だ。
そう考えると、実際には特番の収録当時からすでに東京ドームライブの話は動き始めており、オードリーとしても実現に向けての手ごたえを感じていたのかもしれない。ともあれ日向坂46に「東京ドームで会おうや!」と宣言したのは、実現に漕ぎつけようとする二人の決意だったのかもしれない。