【舞いあがれ!】貴司のスマホはなぜ機内モード?実は海外旅行中のコツだった!

 3月28日放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第123回では、フランス・パリに滞在している貴司(赤楚衛二)宛てに、妻でヒロインの舞(福原遥)からメールが届く場面があった。

 二人の幼馴染である久留実(山下美月)が、舞の兄・悠人(横山裕)からのプロポーズを受け入れ、結婚することに。これほどの大事件となると、貴司のことをそっとしておきたい舞といえども、メールで報告しなければと思ったようだ。

 スマホのバイブレーションが鳴り、メールを確認した貴司。いまどきLINEではないことに違和感を抱く人もいそうだが、おそらくアナログ派の貴司はLINEを使いたくないタイプなのだろう。一方でスマホの画面に別の違和感を抱いた視聴者もいるという。

「スマホの右上には飛行機の形をしたマークが。これは『機内モード』であることを示しています。フランスに移動中の機内ならともかく、なぜパリのアパルトマンに暮らす貴司がスマホを機内モードにしているのか。制作側の設定ミスだと疑った人も少なくなかったことでしょう」(トラベルライター)

 パリ滞在中の貴司は自分と向き合う旅の途中であり、余計な電話に心をざわつかせたくないところだろう。それゆえ誰からの電話も受けないため、あえて機内モードにしているのか。

 それに加えて、貴司がスマホを機内モードにしていることには、れっきとした合理的な理由があるというのだ。それは海外旅行通にとっては常識のひとつだという。

「日本から海外にスマホを持っていく場合『旅行中は機内モードにしておく』は一つの旅行術として知られています。それは海外でスマホを通常の待機状態にしておくと、思わぬ通信が発生し、法外なネット接続料金を取られてしまう恐れがあるからです。貴司のスマホではWi-Fi接続状態にあることが示されていたので、滞在中のアパルトマンにはネット環境が整備されているのでしょう。そうであればむしろ、積極的に機内モードにしておきたいところです」(前出・トラベルライター)

久留実の結婚報告を受け、貴司にメールで報告した舞。トップ画像ともに©NHK

 日本のスマホを海外で使う場合、電話回線によるネット接続では海外ローミング料金が発生することも。その値段は異様に高く、数日間の滞在で10万円を超えてしまったという報告も少なくない。それを回避する設定も可能だが、なかには勝手に設定が切り替わってしまい、Wi-Fiに繋いでいるつもりが現地の通信会社回線にローミングされていたというケースも頻出している。

 そんなトラブルを避ける最も確実な方法が、機内モードにしておくことだ。そうすれば電話回線を使うことがなくなり、ネット接続の際にはWi-Fiのみに接続するため、無用なローミングの恐れを避けられるのである。

「果たして貴司にそんな旅のTIPSがあるかどうかは微妙なところですが、妻の舞は職業がらITには強いはず。貴司のスマホも舞がセットアップしてあげたのかもしれません。パリに旅立つときあらかじめ機内モードに設定しておけば、貴司が勝手に解除することもなさそうです」(前出・トラベルライター)

 残る回では、貴司がスマホで通話する場面をうっかり描いてしまわないことを願うばかりだ。