【KANSAI COLLECTION 2024 A/W】カワイイの大渋滞!鈴木愛理、吉田朱里、松本かれん、松本ももならのステージに注目

鈴木愛理

 関西地区最大のファッションショー『KANSAI COLLECTION 2024 AUTUMN&WINTER』が8月1日、京セラドーム大阪にて開催。2万3560人の来場者が美の競演に酔いしれた。

 今回のテーマは「passion」で、やりたいことを続ける力、好きなことを続ける力を応援するという意味が込められている。続ける先にできあがるオリジナリティが集結したステージを、女子大生リポーターによる女子目線の現場レポートでお届けしたい。

◆鈴木 愛理

 昨年10月期のドラマ『推しが上司になりまして』(テレビ東京系)で主演を務めた鈴木愛理。今回のステージでは同ドラマの主題歌『最強の推し』をサプライズ歌唱し、圧巻の歌唱力と抜群のファンサービスで会場を虜にした。

 ランウェイでは4つのステージに登場。各ステージごとにガラッと雰囲気を変え、観客を惹きつけた。

「eimy istoire」ステージでは、ふんわりとしたくすみブルーのワンピースで登場。存在感のあるアクセサリーが落ち着いた印象のワンピースに華やかさを加え、アクセントとなっていた。後ろでまとめた髪や胸元の肌見せには大人の魅力が満載。上品に揺れるスカートのフリルにも目が留まった。

鈴木愛理

 ライブパフォーマンス直後の「Darich」ステージでは、数分のあいだでスリットが入ったブラウンのワンピースにファーベストを合わせ、髪型もお団子ヘアにチェンジする早着替えを披露。観客を驚かせていた。

鈴木愛理

「SHEIN」のステージではレザーのパンツにシャツ、襟付きアウターを羽織り、クールな表情を見せた。無造作にまとめられた髪に大ぶりのアクセサリーが目立ち、彼女の小顔がいっそう引き立てられることに。サングラス姿でステージ中央に立ち、ポーズをとったときには観客から大きな歓声があがっていた。

鈴木愛理

「LIP SERVICE」ステージでは、風船からひょこっと顔を出すお茶目な姿も。大きな白のリボンを頭に載せ、セットアップのジャージ風スタイルでスポーティーガーリーコーデを披露。ミニ丈のボトムスからは白網タイツの美しい脚が際立っていた。風船を可愛く掲げながら歩き、トップスのハイネック部分に顔を埋める仕草に観客から悶絶の声があがっていた。

鈴木愛理

◆吉田 朱里

 4月に結婚を発表した吉田朱里が「eimy istoire」のステージに登場。ふんわりした白のオフショルダーワンピースに身を包み、肩出し&背中チラ見せで魅了した。

 美しいデコルテやスラっと伸びた脚を大胆に披露しつつ、編み込みに白のリボンで仕上げたガーリーなヘアスタイルや、胸元や袖のファー素材の甘さとのギャップが目を惹いた。

吉田朱里

「LVEU」のステージではシースルーのトップスとブラックのビスチェにブラックのロングスカートを合わせ、全身ブラックの大人っぽコーデで登場。力強くてクールな女性を象徴する姿でさっそうとウォーキングする姿には、観客からも大きな声援が送られていた。

吉田朱里

◆松本 かれん(FRUITS ZIPPER)

 アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」からは、松本かれんが「LARME」スペシャルステージのトップバッターで登場。自身のメンバーカラーであるベビーピンクを基調にしたリボンとフリルで溢れるロリータ風ファッションに身を包み、頭にはうさ耳、頬にはハートのシールなど“カワイイ”を詰め込んだコーデとなっていた。

 ステージではFRUITS ZIPPERの大ヒット曲「わたしの一番かわいいところ」が流れ、ランウェイのトップではサビに合わせて愛嬌たっぷりのダンスを披露。観客もリズムに乗りながら沸き上がっていた。

松本かれん

◆松本 ももな(高嶺のなでしこ)

 アイドルグループ「高嶺のなでしこ」の松本ももなは、KANSAI COLLECTIONに二度目の出演。黒で統一されたコーデを身にまとい「sugar nine」のステージに登場した。肩から胸元にかけて透け感のあるロング丈のワンピースが大人っぽさを醸し出し、耳つきカチューシャと手に添えた薔薇のキュートな印象とのギャップで観客を魅了した。

松本ももな

「Hauls」のステージには対照的な衣装で登場。白を基調とした半袖のジャージにミニスカートを取り合わせ、水色が差し色として映える。ルーズソックスと厚底のスニーカーがコーデ全体にゆるっとした女の子らしさを与えていた。ツインテールにリボンのチークが可愛らしく、顔まわりを魅せるポージングも相まって魅力を高めていた。

松本ももな

◆桜庭 遥花(CUTIE STREET)

 アソビシステムが手掛ける第四のアイドルグループで、FRUITS ZIPPERの妹分にあたる「CUTIE STREET」からは、“ぱるたん”こと桜庭遥花が「LALME」スペシャルステージのラストに登場。

 ベロアやレースの装飾があしらわれたピンクキャット姿でキュートにランウェイをウォーキングし、愛しさあふれる姿で会場を盛り上げた。ランウェイトップでは、FRUITS ZIPPERの楽曲『NEW KAWAII』を口ずさみながらサビでは笑顔いっぱいにダンスを披露。観客からの喝さいを浴びていた。

桜庭遥花

◆古澤 里紗(CUTIE STREET)

 同じく「CUTIE STREET」から“ふーりー”こと古澤里紗も「LALME」スペシャルステージに登場。リボンやレースが女心をくすぐるピンクのセットアップにくま耳を合わせ、首を傾げるあざと可愛い仕草をランウェイトップで見せていた。

古澤里紗

◆IS:SUE

 イベントのトリを飾ったのは、4人組ガールズグループの「IS:SUE」(イッシュ)。オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』の最終選考で脱落した練習生4名で結成され、6月19日にシングル『1st IS:SUE』でデビューしたばかりのフレッシュなグループが、初となる関西地区でのステージで観客を大熱狂させた。

IS:SUE

 1曲目にはデビュー曲の『CONNECT』をドロップ。赤と黒が映える衣装に身を包み、迫力あるパフォーマンスで圧倒だ。MCではパフォーマンス時とは打って変わり、ファンサービスたっぷりの笑顔で語りかけた。

 2曲目にはBONNIE PINKの『A Perfect Sky』を披露。観客に手を振ってほしいと呼びかけ、ライブならではの一体感にあふれていた。ラストはデビュー曲のカップリング曲である『STATIC』を投下。パフォーマンス後には観客に感謝の気持ちを伝え、ステージを締めくくった。

IS:SUE

(取材・文:小倉心優、塩松瑚々美/撮影:安座間優)