広瀬すず「ネメシス」が、平手友梨奈「ドラゴン桜」に視聴率を超える苦戦!

 話題性の差は視聴率の差をはるかに超えていた! 同じ日曜日に放送される2つのドラマが明暗を大きく分けているようだ。

 5月9日には午後9時から「ドラゴン桜」(TBS系)の第3話が、午後10時30分から「ネメシス」(日本テレビ系)の第5話が放送。前者には平手友梨奈、後者には広瀬すずといずれ劣らぬ人気の女優が出演し、それぞれのファンを釘づけにしている。だが視聴率ではけっこうな差が付いているのである。

「初回から14.8%、13.9%、12.6%と二桁キープの『ドラゴン桜』に対して、『ネメシス』のほうは第5話で7.8%まで数字が下落。平均視聴率では4.5%を超える大差を付けられています。しかも『ドラゴン桜』のほうはいよいよ東大専科の学生が集まり、これからが東大受験に向けた物語の本番という期待感が高まっているのに対し、『ネメシス』は物語の縦筋になるはずの菅容子なる人物の概要がまったくつかめず、これでは視聴者も興味の持ちようがないでしょう」(テレビ誌ライター)

視聴率で苦戦中の広瀬すずだが、彼女自身の演技は好評だ。ドラマ「ネメシス」公式インスタグラム(@nemesis_ntv_)より。

 そんな両ドラマに対する期待の差は、視聴率とはまた別の数字として如実に表れているというのである。

「ここで指標となるのが、それぞれのドラマが検索された回数です。最新回の5月9日に『ドラゴン桜』が最も検索された回数を100とすると、『ネメシス』のほうは最大でわずか17に留まる始末。両ドラマに対する関心度には実に7倍近くもの差が開いている計算です。しかも『ネメシス』の放送時間中においても『ドラゴン桜』のほうが検索回数で上回り続けていたことも分かっています。放送後の深夜から早朝の時間帯でも両者の検索回数には5倍程度の開きがあり、世間の興味にはそれほどの差があるのです」(前出・テレビ誌ライター)

 第3話で話題をさらった橋本環奈が完全に不在だった「ネメシス」第5話。視聴者も彼女の復帰を望んでいるに違いないことだろう。