石原さとみが「恋ぷに」で本物の大学を卒業したことになっていた!?

 石原さとみは東海大学卒業だった!? 5月12日に放送されたドラマ「恋はDeepに」(日本テレビ系)にて、石原さとみの意外な経歴が明るみに出たという。

 その「恋ぷに」で石原で演じるのは、芝浦海洋大学に勤務する海洋学者の渚海音。しかし海音は海からやってきたという謎の出自を持ち、星が浜海岸で倒れていたところを鴨井正教授に拾われていた。その海音が海洋学の学術雑誌に論文を投稿し、その掲載に際して経歴の提出が求められていたのである。

「今回の第5話では鴨井教授が海音の経歴を捏造して、学術雑誌側にメールで送信。その場面では海音が広島県呉市生まれで、広島の小中高を卒業していることなどが示されていました。ここで視聴者は、彼女が卒業したとされる大学名に驚くことになったのです」(テレビ誌ライター)

第5話では星が浜水族館でウミガメの着ぐるみを身に着けていた石原さとみ。ドラマ「恋はDeepに」公式インスタグラム(@deep_ntv)より。

 海音の学歴には東海大学海洋学部水産学科を卒業と記載。さらに同じ東海大学の大学院で海洋学研究科海洋学専攻に進学し、博士課程を修了したと明記されていた。つまり海音は東海大学にて海洋学博士の学位を取得していたのである。

「ドラマや映画に出てくる学歴において、実在する学校が表記されることはめったにありません。今回も小中高については架空の学校名が記載されており、職歴に記載されているダナン海洋大学や芝浦海洋大学ももちろん架空の大学です。ところが東海大学だけは実在の大学なので視聴者もビックリ。《勝手に東海大学の名前を使って大丈夫なの?》と疑問の声があがったのも当然でしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 東海大学は2万7000人の学生数を誇る大規模大学で、野球部や柔道部、陸上部など全国トップクラスの体育会も多く、その知名度は全国に広がっている。その学校名を使えればリアリティが増すのは当然だが、「恋ぷに」には東海大学の名前を使うことができる理由があるというのだ。

「本ドラマの制作には東海大学海洋学部が監修協力として参加しており、大学側も公式フェイスブック等で告知。海洋学に関する描写の確かさは高く評価されています。しかもドラマでは何度となく『海洋学部』の名前が出てきますが、日本国内で海洋学部を設置しているのは東海大学のみ。このように『恋ぷに』では東海大学が大きな役割を果たしており、その名称を使うことでドラマと大学側の両方にメリットがあるというわけです」(前出・テレビ誌ライター)

 その東海大学海洋学部は静岡市に所在。どうやらドラマに登場する星が浜海岸は、静岡にあるようだ。