放送中のドラマ「恋はDeepに」(日本テレビ系)でヒロインの渚海音を演じる石原さとみが、「恋」について熱い考察を口にした場面が話題になっているという。
5月12日放送の第5話では、海音の同僚で良き相談相手でもある藍花(今田美桜)が、榮太郎(渡邊圭祐)と付き合うことに。一方の海音は榮太郎の兄で大手不動産会社・蓮田トラストの御曹司である倫太郎とキスを交わしており、お互いに相手を意識する関係となっていた。
そんななか、水族館で開催されるイベントに海音や藍花らが協力。ここで藍花が倫太郎と付き合うことになったと告白すると、海音は妊娠を確かるかのように彼女のお腹をさすり、「おめでとう」と伝えたのである。
「藍花が『子供じゃないですよ』と驚くと、海音は『付き合ったっていうのは、魚で例えるならつがいになったってことじゃないの?』と質問。それに対して藍花が『つがいっていうよりは、その前の段階ですかね』と答えると、海音は『つがいになるかどうか見極めるってこと?』と畳みかけていました。なぜ魚に例えるのかといぶかる藍花に対し、海音は『魚にはその段階ってあんまりないよね』『だってほら、優秀な相手を見つけたら、すぐに子孫残そうとするじゃない?』と、これまた魚にたとえた疑問を連発。すると藍花は『付き合うっていうのは約束みたいなことですかね』と語り、『ワタシたち恋人だよねっていうくらいの約束?』と、自分を納得させるかのように説明していたのです」(女性誌ライター)
この第5話では海音が、自分は星が浜海岸の海からやってきたと明かす場面も。それゆえ“付き合う”という行為を理解できない姿は、彼女が人間ではないことを印象付ける背景となっていた。
だが海音の呈した疑問には、また別の意味が隠されていたのではないかと裏読みする視聴者も少なくなかったというのである。
「海音を演じる石原は2018年に著名IT社長との高級旅館デートをスクープされることに。当時は結婚秒読みとまで報じられていましたが破局に至り、昨年10月には一般男性との結婚を発表しました。それ以前から石原は“恋多き女”として知られ、何度となくジャニーズタレントなどとの親密交際を報じられたものの、恋が成就するまでには至らなかったのです。そんな恋愛遍歴を背景に今回の第5話を見ると、『付き合うって何?』という命題は石原自身が常々抱いていた疑問そのものではと思わずにはいられません。海音のセリフはまさに、石原自身の想いが口に出たものだったのではないでしょうか」(前出・女性誌ライター)
どうやら石原はかねがね、人間の「付き合う」という行為について大いに疑問を抱いていたのかもしれない。