ここでもか!「ドラゴン桜」ファンが“ジャニーズの壁”に嘆いていた

 ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)のファンが、令和の時代とは思えない対応に不満を抱いているようだ。

 同作ではいよいよ、東大合格を目指す“東大専科”が始動。平手友梨奈とKing & Princeの髙橋海斗、南沙良、加藤清史郎という4人のメンバーが集い、自らとの闘いを開始した。だが5月16日放送の第4話ではラーメン屋の息子である髙橋が、借金を背負う姉の姿を見て東大専科をあきらめることを決意。その髙橋を他のメンバーが気遣い、説得に走る友情が描かれていた。

 視聴者からは<見ているとスカッとする><若手の俳優陣が素晴らしい>といった賛辞が続出。次回の放送が待ちきれないとの声も少なくないようだ。そんななか、ひょんなところで不満を抱いた視聴者もいるというのである。

「5月11日にはメインキャストのボイス付きLINE公式スタンプが登場。桜木建二(阿部寛)の決めゼリフ『お前の道はお前が決めろ』や、平手による『ありがとう』などのボイスが楽しめます。ところがこのスタンプになぜか、主要キャストである瀬戸輝(キンプリ髙橋)が含まれていないのです。これにはファンから《瀬戸くん不在!》《瀬戸くんのも欲しいです》《瀬戸くんいたら即買いするのに…》といった落胆の声が続出したのも当然でしょう」(テレビ誌ライター)

24個のスタンプが用意されたボイス付きLINE公式スタンプ。ドラマ「ドラゴン桜」公式ツイッター(@dragonzakuraTBS)より。

 そんな髙橋不在の状況を巡っては<ジャニーズの壁>を指摘する声も少なくない。ただ、以前はデジタルに後ろ向きだったジャニーズ事務所だが、近年は滝沢秀明や木村拓哉のLINEスタンプが登場するなど、姿勢に変化が生じたと評判だったはずなのだが…。

「ジャニーズタレントの写真やイラストがドラマのLINEスタンプになるのは、主演ドラマに限定されているようです。今回の髙橋のように一出演者でしかない場合には、ジャニーズ事務所が許可を出さないようですね。最近だと2020年の春ドラマ『ハケンの品格』(日本テレビ系)のLINEスタンプに、Travis Japan中村海人が不在だった例もあります。また木村拓哉の主演ドラマ『BG ~身辺警護人~』(テレビ朝日系)では木村のボイス付きスタンプが登場しましたが、期間限定販売だったため現在は入手不可能。デジタルネイティブの世代にはまったく理解不可能な“ジャニーズの壁”はいまだにそびえ立っているようです」(前出・テレビ誌ライター)

 ファンからは<ここでもジャニーズの壁か!>と落胆の声もあがっている今回のLINEスタンプ。当の髙橋自身も残念に感じているのではないだろうか。