平手友梨奈や南沙良だけではない!視聴者を惹き付ける「ドラゴン桜」の確かな審査力

 東大合格を目指す高校生を主軸に据えたドラマ「ドラゴン桜」が(TBS系)が好調だ。5月16日放送の第4話では前回から1.7ポイント上昇の視聴率14.3%をマーク。今期のドラマ視聴率で首位のポジションをキープしている。

 その第4話では、ラーメン屋の息子である瀬戸輝(キンプリ髙橋海人)をメインに話が展開。ジャニーズタレントのイメージを覆す確かな演技力には驚きと感心の声が高まっている。そんな同作で多くの視聴者を惹きつけているのが、東大専科入りした岩崎楓役の平手友梨奈と、同じく早瀬菜緒役を務める南沙良という二人の若手女優だ。

「片や元・欅坂46のエースですし、南は『ドラゴン桜』第一期に出演していた新垣結衣と同じレプロエンタテインメントの所属とあって、出来レース的に出演が決まったと思い込んでいる視聴者もいることでしょう。しかしそれは勘違いや先入観に過ぎず、彼女たちは約1000人が参加した生徒役のオーディションを勝ち抜いて今回の役をゲット。それゆえ美貌はもちろん演技力の高さも折り紙付きで、視聴者がすんなりとストーリーに入り込める空気感を作り上げることに大きく貢献しています」(テレビ誌ライター)

 彼女たちに関しては回が進むにつれ<平手を見直した><南って子はスゴい>といった賞賛の声が増えることに。そんな二人に加えて他の主要キャストでも、制作側がオーディションで確かな審査力を発揮したと実感させているようだ。

額のアザが何を物語るのかも気になる小杉麻里役の志田彩良。ドラマ「ドラゴン桜」公式インスタグラム(dragonzakuratbs)より。

「次週以降に出番を増やしそうなのが、文系トップの成績を誇る小杉麻里役の志田彩良です。今期『ゆるキャン△2』(テレビ東京系)にも掛け持ちで出演するなど、たしかな演技力で存在感を増している彼女。第4話まではたまに出てくる脇役的なポジションでしたが、少し儚げなイメージをたたえた美少女ぶりで、平手や南とはまた一味違った女子高生像を見せています。年齢的には21歳と生徒役では上のほうながら、それを感じさせないところもまた魅力の一つでしょうね」(前出・テレビ誌ライター)

 平手、南、志田とまったくタイプの違う3人の美少女が競演する「ドラゴン桜」。若手女優好きにとってたまらない作品になっていることは間違いなさそうだ。