AKB48×乃木坂46の番組名は、地下アイドル並みの泥営業から生まれていた!?

 この掟破りはありなのか!? AKB48が見せたまさかの決意にファンのザワつきが止まらないようだ。

 5月23日に神奈川・ぴあアリーナMMにて行われた「AKB48単独コンサート ~好きならば好きだと言おう~」にて、AKB48が7月から深夜枠で新番組をスタートさせることが発表された。会場の大型スクリーンに映し出された番組名は「乃木坂に越されました。~崖っぷちAKB48の大逆襲~(仮)」という衝撃的な代物。しかも放送局と放送時間についても「某弱めキー局、ド深夜に放送」と自虐的な紹介となっていた。

「この発表に会場からは、コロナ禍のため声出し禁止だったにもかかわらず、悲鳴と苦笑いが漏れることに。思わぬサプライズに取り乱す若手メンバーもいましたが、グループ総監督の向井地美音は『越えていかなきゃいけないということですよ。今度は私たちが』と意欲を燃やしていました」(アイドル誌ライター)

AKB48単独コンサートにて新番組の概要が発表された。©AKB48

 元々はAKB48の公式ライバルとしてスタートした乃木坂46だったが、いまや写真集の売上やライブの動員数でAKB48を上回ることに。AKB48は11年連続で出場していた「NHK紅白歌合戦」でも昨年にはついに落選してしまい、坂道系グループは乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の3つすべてが出場を果たしていた。

 しかしメディア側では「乃木坂46がAKB48を超えた」といった48系と坂道系を比較するような企画がタブーとされてきたもの。それがまさかAKB48自身がその状況を自虐し、番組タイトルにもってきたことで業界を震撼させているのである。

「ファンのほうは《もう失うものはないってことか》《今のAKBはもう這い上がるだけだね》などと理解を示しています。というのも2019年6月には千葉・柏と埼玉・大宮のショッピングモールにて、AKB48が観覧無料のフリーライブを開催するに至ってましたからね。屋外ステージでのフリーライブは、ライブアイドルのCD販促イベントでおなじみ。それに天下のAKB48が手を出したうえに、スマホでの撮影まで解禁されたとして、当時は《AKB48が地下アイドル並みの泥営業に墜ちた》として大騒ぎになったものです」(前出・アイドル誌ライター)

 そのフリーライブは新規ファン獲得のために柏木由紀が提案したもの。その柏木は今回の単独ライブで演出を担当しており、いまや運営側の視点でグループの将来を考える立場となっている。

「フリーライブのころからメンバーたちはより危機感を抱くようになり、今回の番組発表で運営側も含めて覚悟を決めたのでしょう。背水の陣で新番組に臨むAKB48は結成当初の気持ちに立ち返り、いまや怖いものは何もないと言えるのではないでしょうか。それゆえファンの間ではむしろ期待が高まっているのです」(前出・アイドル誌ライター)

 番組名が番組名だけに、企画の内容も対乃木坂46を意識したものになるのか。AKB48ファンのみならず、乃木坂46のファンとしても気になるところだろう。

(石田安竹)