男女お笑いコンビのラランドが、身体を張った無人島脱出に成功だ。5月31日放送の「アイ・アム・冒険少年」(TBS系)にて、3週連続企画「脱出島」の完結編が放送されたもの。
そのラランドに思いがけないキャラからの応援メッセージが。ここで登場したのが「ポンキッキーズ」のメインキャラクターであるガチャピンだった。
「子役経験のあるサーヤは2001年に『ポンキッキーズ』に出演。番組では当時のVTRが流され、かどくら(門倉)という本名が書かれた札を着けた5歳当時のサーヤが映し出されていました」(テレビ誌ライター)
ここでガチャピンは「サーヤとポンキッキーズで共演した時から、もう10年以上経ったね~」と回想。二人に対して「今回の挑戦で大変なこともあると思うけど、サーヤにはニシダさんが、ニシダさんにはサーヤがいる。これを力にして、ゴール目指して頑張って~!」とのエールを送っていた。なんとも感動の場面だったが、このシーンに視聴者は二度驚いたというのだ。
「まずは、フジテレビのキャラクターであるガチャピンがTBSの番組に登場したのが第一の驚き。そして第二の驚きは、画面のどこにも『©フジテレビ』といった表記がなかったことです。他局の映像を使う場合はクレジット表記を入れるのが常識ですが、今回の映像ではフジテレビの番組という説明すらなかったのですから、いったいどんな仕組みなのかと首をひねりましたね」(前出・テレビ誌ライター)
なんとも驚きなガチャピンの登場だが、ラランドとは今年3月にも共演を果たしていたという。
「3月30日に開催された『Work-Style AWARD 2021』の授賞式ではキャラクター部門でガチャピンが、著名人部門でサーヤが受賞。なんとガチャピンはいまやフジテレビの番組キャラクターという立場から羽ばたき、マルチタレント/YouTubeクリエーターの肩書きで活動しているのです。それゆえ今回も、タレントの立場でサーヤのことを応援したのでしょう。とは言え『ポンキッキーズ』時代の映像はあくまでフジテレビの著作物ですから、それをクレジット表記なしで貸し出すところはなんとも太っ腹でしたね」(前出・テレビ誌ライター)
どうやら令和の時代には、テレビ番組の作り方にも変化が生まれているのかもしれない。
※トップ画像はラランド公式ツイッター(@RRND01)より。