6月29日に発売される日向坂46・小坂菜緒の1st写真集「君は誰?」の初版発行部数が15万部になることが分かった。これは坂道グループの初ソロ写真集としては史上最多になるという。
この数字を巡っては一部から<話題作りでは?><刷り過ぎでしょう>といったネガティブな反応も出ている。だがそんな声がお門違いもはなはだしいのはもはや明らかだ。
6月8日現在で楽天ブックスでは売上ランキングの1位に。HMVでは表紙違いで2位と3位に入っており、実質的に1位と言えるはず。そしてアマゾンでは写真集部門で1位のほか、総合ランキングでも6位というベストセラーになっているのである。
「一説によるとアマゾンの総合ランキングで10位以内に入る本は、5秒に1冊売れている計算になるとか。すると小坂の写真集は1時間に720冊、1日に1万7280冊も売れていることになります。この現実を目の前にすれば、初版部数の10万部どころか、発売前に増刷がかかる可能性も十分にありそうです」(出版関係者)
ただ、注目度が格段に増している日向坂46とは言え、小坂は決してバラエティ要員とは言えず、テレビで見る機会はリーダーの佐々木久美や最新シングル「君しか勝たん」でセンターを務める加藤史帆ほど多くないのも否定できないところ。世間への浸透度はまだまだこれからといった感もあるなか、この売れ行きは一体どうしたことなのだろうか?
「小坂は2018年7月号から『Seventeen』の専属モデルに就任しており、女性ファンも相当な数に及んでいます。しかも若者層があまりテレビを観なくなっていることもあり、テレビでの活躍と本人の人気に相関性が乏しいケースは珍しくありません。日向坂46のメンバーはインスタグラムをやっていませんが、小坂には写真集の専用アカウントがあり、フォロワーは10万人を突破。解禁カットの投稿には毎回、数万件のいいねがついており、その人気度を示しているのです」(アイドル誌ライター)
一人で何枚も買うCDとは異なり、写真集の売上部数にはファンの広がりが如実に表れるもの。まだ小坂の顔と名前が一致しないという向きは、彼女の顔を覚えることで時代についていけるのではないだろうか。