宮脇咲良のHKT48卒業を、兒玉遥や指原莉乃、矢吹奈子らがツイートで祝福!

 宮脇咲良の卒業コンサートが6月19日に福岡市のマリンメッセで開催。2011年に13歳でHKT48の1期生となった彼女が、「IZ*ONE」時代を含めた10年の歳月をファンと共に振り返るステージとなった。

「13歳でHKT48に入った私が、10年経ち、23歳になり、今日、HKT48を卒業します」

 アンコール明けの挨拶で宮脇は、一言一言を絞り出すように涙ぐみながら話し始めた。IZ*ONEの活動が終了してからHKT48での活動が1カ月に留まってしまったことについて「本当に申し訳なく思っていますし、寂しく思っています」と、自身の心苦しさを打ち明けた。

 宮脇の意思を継いでいくメンバーたちに向けては「みんなと一緒にいる時間が本当に大好きで、ずっとこの時間が続けばいいのにってやっぱり思っちゃいます」と寂しさを感じつつも、「私はちゃんとした背中を見せられているか分かりませんが、みんなの道標になれるような先輩になれればと思います」「何か話したいことがあったら、しょうもないことでも悩みでもいつでも連絡してきて下さい」と、最後の最後までメンバーを気遣う言葉をかけた。「HKT48は卒業するけど、HKT48の仲間であることには変わりはありません。本当に本当に大好きです。今まで本当にありがとう」

 24曲目の「大人列車」では、2019年に卒業した1期生で盟友の兒玉遥が登場。「一緒の時間を過ごせて幸せです!」と満面の笑みを見せた。

 コンサートの終了後に兒玉は「咲良この機会を作ってくれて本当にありがとう!」とツイート。続けて「メンバーにもHKT48のファンの皆さんに最後のご挨拶を出来ていなかったのが心残りで、悔いが残っていたので今日の景色を見られて本当に幸せだった。10年間本当にお疲れ様。ずっとずっと私にとって特別な存在だよ!」と、感謝の言葉を添えて宮脇に労いの言葉を送った。

 その「大人列車」に続いて披露された「12秒」では、かつて劇場支配人としてHKT48を率いていた指原莉乃がステージに登場。自身がMCを務める情報番組「ゼロイチ」(日本テレビ系)の生放送を終えた後、飛行機で福岡まで駆けつけたものだ。

 指原は「みなさんお久しぶりです! みんなで咲良のお祝いをしましょう!」と笑顔で宮脇を祝福。歌唱後には「咲良と(同じステージに)立てるのは嬉しい」と涙ぐむ場面も見られた。終演後にはツイッターにて「誰にも言わないよ 私たちの秘密」として、「とってもとってもとーーーっても、大好きよ。おめでとう」と綴り、兒玉との二人で宮脇を挟んで撮った写真を添えて宮脇への愛を伝えていた。

卒業生を含めたメンバーたちから祝福されていた宮脇。トップ画像ともに宮脇咲良ツイッター(@39saku_chan)より。

 コンサートの中盤では、IZ*ONEとして一緒に活動してきた矢吹奈子と一緒に「夢を見ている間」をデュエットで披露。IZ*ONE入りを懸けたオーディション番組「PRODUCE48」のスペシャル曲で、その後IZ*ONEのレパートリーにもなった思い出の曲だ。

 同曲を盛り込んだことについて1期生の村重杏奈は、「このツイートはどうしてもしたい 夢を見ている間セトリに入ってるのえぐい大興奮聞けてよかった爆上げ」とつぶやき、1万近くのいいねを集めるなど多くのファンから共感を集めていた。

 また矢吹も「さくちゃん、とても美しかったです」と卒業した宮脇に労いのツイート。「約8年間さくちゃんの背中を見て沢山のことを学ばせていただきました。これからは別の道を進むことになるけど、ずっと奈子のお姉ちゃんでいてください。ご卒業おめでとうございます」とメッセージを送っていた。

 IZ*ONEの日本人メンバーとして宮脇と活動を共にした本田仁美も「さくちゃんご卒業おめでとうございます」とツイート。「どこに行ってもさくちゃんは永遠の!!憧れの先輩です。そしてこれからもさくちゃんの妹でいさせてください」とつぶやき、これが初公開となる宮脇との貴重なツーショを「皆さんにもお裾分けします」と公開していた。

 他にもHKT48のメンバーたちが宮脇にメッセージを寄せたなか、卒業コンサートから一夜明けた宮脇は「朝起きて、昨日の楽しかった一瞬一瞬を思い出してます」と、余韻に浸っている様子をツイート。「素敵な写真、載せてこ」と、12枚の写真を連投し、ファンを喜ばせていた。

 すべてのファンが宮脇の卒業に寂しさを感じることとなった今回のコンサート。HKT48メンバーとしての思い出を胸に、宮脇咲良としての新しい歴史を刻んでいってほしいと、ファンは願っていることだろう。

(そがべまい)