今期のドラマで最高の視聴率を叩き出してきた「ドラゴン桜」(TBS系)がついに6月27日の放送で最終回を迎えることとなった。
15分拡大の最終回ではどんな結末が待っているのか、東大専科の7人は果たして東大に合格できるのか。視聴者の間に様々な期待や不安が交錯するなか、ここにきて同作品のオープニング映像にあらためて驚きの声をあげる視聴者が増えているという。
「この『ドラゴン桜』では毎回、序盤を見せてからオープニング映像が始まるという手法を採用。ドラマチックなテーマ曲の効果もあり、いよいよ話が盛り上がっていくという期待を感じさせてくれます。そのオープニング映像では最後のほうで東大専科の生徒たちが並んで映るのですが、その姿が《これは誰!?》と言いたくなるほど、物語中の見た目と違っているというのです」(テレビ誌ライター)
7人のうち、あまり見た目が変わらないのは小杉麻里役の志田彩良、天野晃一郎役の加藤清史郎、そして瀬戸輝を演じるキンプリ髙橋海斗の3人だ。また藤井遼役の鈴鹿央士もメガネを掛けていないという違いがあるものの、顔つきそのものはさほど変わっていないように見える。
それに対して、作中の役とあまりにもかけ離れているのが原健太役の細田佳央太。なにしろ健太は坊主頭がトレードマークなのに、オープニング映像での細田は額を覆うほどの毛量があり、体型もおそらく増量前のため<こんなイケメン出てたっけ?>と思うほどのギャップを醸し出しているのである。
「岩崎楓役の平手友梨奈は、作中だとウエーブの掛かった髪型が特徴的ですが、オープニング映像ではストレートボブといった雰囲気で大きく印象を変えています。ただ、いずれにしても平手本人には見えるため、あまり違和感を抱かない視聴者もいることでしょう。その一方で早瀬菜緒役の南沙良は、オープニング映像だとミディアムロングの黒髪が重さを感じさせ、作中での軽いギャルとは対照的。しかも作中での菜緒はブラウスにカーディガンを合わせた姿が特徴的なのに対し、オープニング映像ではブレザーを着用しています。衣装のイメージは視聴者に大きな印象を残すことから、まるで別人のように見えているのです」(前出・テレビ誌ライター)
おそらくドラマ収録より前に撮影されたと思われるオープニング映像の決めカット。そこからせいぜい数カ月しか経っていないなか、十代後半~二十代前半という若い出演者たちは、見た目の変化と共に役者としても大きな成長を遂げたのではないだろうか。