元卓球日本代表の福原愛が東京五輪で荒稼ぎだ。
8月5日付のウェブ版「女性自身」では、7月26日に行われた卓球・混合ダブルスを生中継したフジテレビが100万円のギャラを支払ったとの記事を掲載。解説者の出演料は五輪経験者でも10~15万円が相場なところ、福原は拘束時間が昼~夜と長かったことも加味されたという。
「この報道にネット掲示板では20件ほどの高評価に対して、低評価は1800件にも及ぶことに。700超も寄せられたコメントのほとんどは《100万円の価値はあるのだろうか》《そんな愛ちゃん観たいかな?》と、台湾人の夫とドロ沼離婚したばかりの福原に対して冷ややかな声ばかりでした。五輪を観たい視聴者にとっても、混合ダブルスで水谷・伊藤ペアが中国ペアを破ったことに大興奮したのであって、解説者が誰であっても高視聴率に変わりはなかったはずです」(芸能記者)
その福原は3日後の7月29日に行われた卓球女子シングルスの準決勝でも、テレビ東京の中継でコメンテーターを務めることに。ただ東京五輪が終わったいま、“五輪経験者”としての希少性はさほど求められなくなっているはず。それでも彼女は今後もテレビ出演に際して、強気のギャラ交渉を続けるというのである。
「福原の“出演料100万円”を巡っては中国のSNSで『安い!』という声が続出しました。というのも中国のメディア業界は空前の活況を呈しており、映画市場はコロナ前の2019年時点で620億元(約1兆900億円)にも及び、日本の2600億円を4倍以上も上回ることに。世界首位のアメリカは1兆2000億円ほどで、もはや肩を並べる水準となっています。動画配信でも最大手の『ビリビリ』は昨年に約1920億円の売上高を計上。日本国内の動画配信市場は合計3894億円(推定)ですから、その半分を1社だけで叩き出した計算となります」(エンタメ系ライター)
そんな好調な市場に支えられ、中国ではエンタメ分野のギャラも高騰。その一例としてモデルのKoki,がこの3月に中国のオーディション番組「創造営2021」に出演した際には、1本約4800万円もの巨額ギャラを受け取っていたことも伝えられている。
「Koki,の場合は中国でも人気の高い木村拓哉の娘という七光りが功を奏することに。同様に福原は現役時代に中国の国内リーグで活躍し、中国語もペラペラなことから現地での人気が高く、『愛醤』(アイジャン)の愛称で広く親しまれています。そんな彼女なら中国のメディアで100万円単位のギャラを提示されるのは確実。その感覚のまま日本国内でも強気のギャラ交渉に臨むつもりなのでしょう」(前出・エンタメ系ライター)
果たして日本のメディア業界は福原にそれだけの価値を見いだせるのか。女性スポーツ選手には珍しい「ダークヒロイン」として視聴率を稼げると期待するテレビ局もあるのかもしれない。