伊藤美誠と水谷隼の本音会話を世のオジサンたちが参考にすべき理由!

 東京五輪で念願の金メダルに輝いた伊藤美誠が見せた本音を、世のオジサンたちは参考にすべきなようだ。

 卓球の混合ダブルスで強敵中国ペアを破り、悲願の初金メダルを獲得した日本卓球チーム。伊藤美誠と水谷隼の「みまじゅんペア」は8月10日までに日本オリンピック協会のTikTok公式アカウントにて、ファンからの質問に答えていた。

 ここで「お互いの好きなところを教えてください」との質問が寄せられると、伊藤は「やだやだ、やだやだ」と拒否。さらには「同い年でいてもちょっとイヤだよね、って思うんだけど、上だからまだ」と苦笑いしながら答えていたのである。

「この場面を見て《伊藤選手はそんなに水谷選手が嫌いなのか》と思ってしまうのは早トチリというもの。二人の体の距離や、伊藤が水谷をツンツンする仕草などを見ていれば、幼馴染ならではの軽口であることが分かります。とは言え水谷のことを好きかどうかでいえば、微妙なところですけどね(笑)」(女性誌ライター)

卓球ファンならずとも必見の動画だろう。「日本オリンピック委員会」公式TikTok(@japan_olympic)より。

 そんな金メダルペアの会話から、女性部下にどんな態度で接したらいいかを学びたいオジサンも多いことだろう。そんな人たちにとって参考になるのが、次の場面に出てくる二人の言葉だというのである。

 同TikTok動画では12歳差という年齢について、まず水谷が「ジェネレーションギャップと言えばやはり、プライベートだと全然会話がないところです」との裏話を告白。続いて伊藤は「こういう風に幼いころから知っているので、12歳差でも私たちはお互い言い合えることはあります」と二人の関係性について触れ、最後は「なので私たちは12歳差でも良いペアだと思います。イェーイ♪」と声を合わせていた。

「ここで重要なのは、水谷の語った『プライベートだと全然会話がない』という部分を、伊藤がまったく否定していないところです。伊藤は『お互い言い合えることはあります』と言ってますが、それはあくまで卓球に限った話。卓球に関しては年下の伊藤がなんら遠慮することなく、一人の選手として水谷に意見できるということを強調しているにすぎません。そこを見誤ってしまうと、『水谷はああ言ってるけど、伊藤のほうはなんでも話せるってさ』と大きな勘違いが生まれてしまうので要注意です」(前出・女性誌ライター)

 職場においても、仕事についてオジサン上司と女性部下がなんでも言い合える間柄だからと言って、プライベートに関しても会話があるとは限らないもの。仕事は仕事として割り切ることのできる女性部下(伊藤)がいるからこそ、オジサン上司(水谷)の実力も発揮できるという関係性を、このTikTok動画から読み取るべきではないだろうか。