「TOKYO MER」で涼香に続く新たな“犠牲者”のフラグが立っていた!?

 次に亡くなる人物は、すでに決まっている…?

 9月5日に放送されたドラマ「TOKYO MER -走る緊急救命室-」(TBS系)の第10話にて、主人公・喜多見幸太(鈴木亮平)の妹である涼香(佐藤栞里)がテロリストの爆弾に巻き込まれる場面が描かれた。

 緊急救命チームの「TOKYO MER」を舞台とする本作では、医師でチーフの喜多見が超人的な活躍を見せ、あらゆる災害現場や事故現場で「死者ゼロ」を続けてきた。だが前週の次回予告では第10話で「死者1名」となることが示され、その1名がよもやの涼香だったことに、視聴者は大きな衝撃を受けたのである。

「明るい性格と強い心を持つ涼香は、兄の喜多見にとってもなくてはならない存在。一方で彼女は医系技官の音羽(賀来賢人)に心を惹かれており、今回の第10話では喜多見が『兄ちゃん、音羽先生なら賛成だから』と後押しする場面もありました。多くの視聴者も涼香と音羽のゴールインを望んでおり、最終回では二人の結婚シーンを見られると期待していたのに、制作陣も酷な演出をするものだと驚かされましたね」(テレビ誌ライター)

 まさか涼香が亡くなることになるとは、第10話の終盤までほとんどの視聴者も思いもよらなかったはず。ところが「TOKYO MER」では最初から、涼香の運命を予言していたというのである。しかもその予言ではもう一人の人物も対象になっているというのだが…。

「その予言とは、公式サイトのトップにも表示されているキービジュアルのことです。喜多見チーフ以下『TOKYO MER』のメンバー全員が使命感をたたえた目線でどこかを見つめるなか、今回亡くなった涼香はカメラ目線で笑っており、それがまるで遺影のように見えるではないですか。そしてもう一人、カメラ目線で映っているのが、『TOKYO MER』を創設した赤塚東京都知事(石田ゆり子)なのです。彼女は“特発性拡張型心筋症”を患っており、作中では余命3カ月と宣告される場面も。このままでは最終回に『TOKYO MER』が存続しようが解体されようが、赤塚都知事は亡くなる運命にあるように思えてなりません」(前出・テレビ誌ライター)

「TOKYO MER」のキービジュアルでは涼香と赤塚都知事だけがカメラ目線を見せている。

 第9話では、iPS細胞を使った心筋組織移植というアイデアも持ち上がっていた赤塚都知事。果たして最終話ではその移植手術が可能となるのか、テロリストの話と並行してこちらも目の離せない展開となりそうだ。