その痛々しい姿にファンは慄きつつも感心していたようだ。
10月3日深夜放送の「日向坂で会いましょう」(テレビ東京系)では、「メンバー愛が強いのは誰だ!秋のG1日向坂ダービー」と題した企画を開催。メンバーのことをよく知っているという5人が、競馬を模した競技の勝者を当てるという趣向となっていた。
最初に行われた「足ツボけんけんぱ賞」は、10メートルの足ツボマットを“けんけんぱ”で駆け抜けるタイムレース。回答者の齊藤京子が「王道的な企画を最初にやるのがいいかと思って」と語っていたように、足ツボマットを使った企画はもはや日向坂46では見慣れた光景だ。
同レースの出走メンバーは加藤史帆、高本彩花、富田鈴花、東村芽依、松田好花の5名。MCのオードリー春日俊彰は「本命はかとし(加藤)。痛いけどキャーとか言いながら駆け抜けそう」と予想だ。一方で回答者側は齊藤が「痛みに本当に強い。早歩きレースで足ツボを凄い速さで通過したのを覚えている」と富田を推せば、渡邉美穂も「富田は本当に痛みを感じない人間」と太鼓判。果たして結果はどうなったのか。
「第一走者の加藤は『自信はめちゃくちゃあります』と余裕。5人の中では最も足が速く、一番早く行けると語っていました。その言葉通り、本番ではまるで足ツボマットなど存在しないかのようなスピードの跳躍で10メートルを激走。ところが完走後には倒れ込んでしまい、足裏を押さえたまま『本当に痛かった』と声を絞り出していたのです」(アイドル誌ライター)
倒れ込んだままMCオードリーらと会話する加藤の姿は、もはや足裏が破壊されたのではと心配してしまうほど。足ツボマットがアップで映し出されると、健康用とは思えないほどに尖った突起が並んでおり、もはや地獄の針山かと思う有様だ。
「アイドルのバラエティ番組ではこの手の罰ゲーム的な仕掛けが珍しくないとはいえ、加藤は自ら足ツボマットの上で全力のけんけんぱを見せたのですから、視聴者も《絶対に真似できない》とおののくほどのチャレンジャーぶりでした。なにしろ他の出走者は高本が最初の一歩で足が止まり、富田はけんけんぱをせずに駆け抜ける始末。東村はマットを踏むや否や『キャー! できませ~ん』と泣きを入れていましたからね」(前出・アイドル誌ライター)
そんな激痛のレースで優勝したのは加藤ではなく、最終走者の松田。なんと彼女は完走後も普通に立ったままだった。どうやら得意のバレエやタップダンスで足裏を鍛えていたおかげだったのかもしれない。