ぼる塾あんり、misonoのバラエティノリに「リズムが違う」と激白

 人気お笑いトリオ「ぼる塾」のあんりが、自分が芸人になる前のバラエティに驚いていたようだ。

 10月19日の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)では、19時から「女性芸能人スポーツテスト 歴代記録勝手にNo.1決定戦 2時間SP!!」を放送。番組恒例のスポーツテストで新旧の映像を組み合わせ、真のナンバーワンを決めるというものだ。スタジオには現在4連覇中のみちょぱをはじめ、スポーツテストの常連女性芸能人がズラリ。そのなかに、今回が5年ぶりの「ロンドンハーツ」出演というmisonoもいたのである。

「misonoはかつて2012年、2013年、2015年に3連覇を達成。その実績を山崎弘也から『旧の方ですね』とイジられると、さっそく『古いみたいな感じで言わないでもらっていいですか、一応まだいるんで!』と彼女らしいツッコミを見せていました。一方でMCの田村淳からは、みちょぱの台頭で勝てなくなってから出場しなくなったとの裏話をバラされていたのです」(テレビ誌ライター)

 その指摘に「このためにジムとかトレーニングとかめっちゃ1年かけて。で、パッと負けるんスよ」と言い訳していたmisono。すると敦はすかさず「変わってないよねえ」と感慨深そうな表情を見せていた。

2017年の「ロンドンハーツ」スポーツテストは、misono(左端)とみちょぱ(中央)が共演する貴重な場となっていた。©テレビ朝日

 番組では50メートル走の歴代記録を発表。1位は鈴木奈々の7秒46、2位はmisonoの7秒66、3位はみちょぱの7秒82、4位は国生さゆりの8秒08という結果となり、総合4連覇中のみちょぱが意外にも3位という結果に。どうやら毎回楽勝のみちょぱはゴール前で力を抜く癖があり、タイムが伸びなかったという。

 ここで淳が「直接対決してみたいよね?」と訊ねると、みちょぱが「やりたいです」と即答したのに対して、misonoは「(鈴木)奈々ちゃんとやったほうがいい」と否定的。その理由を「ホントに叩かれるんスからね! せっかく頑張ってる若手を潰しにかかってる姿」と明かしていたのである。

 ここで隣に座っていた大島麻衣は「一緒に走ってみたいです」と、みちょぱとの対決に前向きな様子。するとmisonoは「ウチが悪物なるやん! 今のやったらぁ。もうイヤやイヤ、ほんまイヤ!」と、例の調子で場を荒らしまくっていた。

「最近はテレビに出る機会も減ったmisonoですが、そのしゃべり口はかつてバラエティで引っ張りだこだった当時のまま。山崎は『ヘキサゴン仕込み』とイジっていましたが、スタジオにはスザンヌもいたことから雰囲気はまさに『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)が大人気だった2007年~2011年当時のノリをそのまま再現したかのようでした」(前出・テレビ誌ライター)

 ここで淳が「あんりは初めてなの、misono?」と問うと、ぼる塾・あんりは「テレビで見てた人と会ってる感じ」との感想を口に。さらに「ホントにスゲエんだなと思いました」と驚いた様子で、「私たちが出ているバラエティとリズムが違うというか。入れないです、全然」と及び腰になっていたのだった。

「たしかにヘキサゴン当時のノリと、ぼる塾が醸し出すお笑いはまったく異質のもの。番組中ではあんりがしみじみと『いま売れててよかった』と語る場面もありましたが、misonoらが生き抜いていた当時のバラエティ番組は斬るか斬られるかの緊張感に満ちあふれ、常に目立たなければ負けという雰囲気が漂っていました。今回の特番でmisonoが当時のノリを再現していたのも、それが体に染みついているからでしょう」(前出・テレビ誌ライター)

 新旧の幅広い女性芸能人が参加していた今回の「ロンドンハーツ」。そこにはここ15年ほどのバラエティ番組の歴史が詰まっていたのかもしれない。

※トップ画像は「ぼる部屋」公式ツイッター(@borubeya_kbc)より。