乃木坂46に初の副キャプテン制度導入で世代交代が急加速の予感!?

 新たな乃木坂46が始まる予感を抱いたファンも多かったことだろう。

 乃木坂46の梅澤美波が同グループの副キャプテンに就任したことが、11月29日に行われた最新シングル「君に叱られた」の発売記念オンラインミニライブで発表された。

 同ライブのラストでキャプテンの秋元真夏から「ここでお知らせがあります。梅ちゃん!」とパスを受けると、3期生で2016年加入の梅澤は「このたび、乃木坂46の副キャプテンに就任することになりました」と報告。

 乃木坂46で副キャプテン制度が導入されたのは今回が初めてで、その立場に抜擢された梅澤は不安な気持ちがあると吐露しながらも、来年に予定される日産スタジアムでのバースデーライブについて言及。グループがどんどん勢いを増していく中で、もっと力になれたらとの希望を口にし、「キャプテンである真夏さんの背負っているものを少しでも一緒に背負えるように頑張っていけたらなと思っています」と意気込んだ。

「3期生には山下美月や与田祐希、久保史緒里といった次世代を担うメンバーたちが揃っています。そんな人気者たちのなかで梅澤は、3期生だけの活動では仕切る役割を任されており、副キャプテンには適任でしょう。真面目で責任感が強いうえに、ビジュアルも乃木坂のレジェンドメンバーである白石麻衣に似ていることもあり、人気面でも申し分ありません」(アイドル誌ライター)

 梅澤の副キャプテン就任にはファンからも応援メッセージが数多く寄せられている。その一方で<一気に世代交代が進みそうな予感>との警戒心も広まっており、早くも<梅澤が次期キャプテンってことやな>との予測がささやかれるなか、<日産スタジアム公演で真夏が卒業なんてことはないことを願う>といった心配の声も出ているようだ。

「12月15日には初のベストアルバム『Time flies』をリリースする予定で、来年2月にはデビュー10周年を控える乃木坂46。アイドルシーンのトップを10年間も走り続けているのはスゴイことで、世代交代が上手くいっている証拠でしょう。昨年にはグループの顔に長らく君臨し続けた白石麻衣が卒業。今年も年末に高山一実や生田絵梨花といった人気メンバーがグループを去り、結成当初には34人いた1期生もわずか5人に。残るは23歳の齋藤飛鳥など、1期生では最年少に分類されるメンバーばかりですから、次に卒業するとすれば現キャプテンで28歳の秋元真夏だと予想するのは当然のことでしょう」(全出・アイドル誌ライター)

仲間と一緒に撮った画像をアップすることの多い秋元真夏。これもキャプテンらしさの表れか。秋元真夏公式インスタグラム(@manatsu.akimoto_official)より。

 来年5月に日産スタジアムで開催されるデビュー10周年記念ライブまではまだ半年ほどの時間があり、このタイミングで副キャプテン制度導入を発表したのは、キャプテンをスムーズに交代するための準備期間と捉えているファンも多いようだ。

 ともあれこれだけの大型ライブとなると、何のサプライズも用意されていないというのは考えづらいところ。果たしてこれからどんなビッグサプライズが待ち受けているのか。10周年ライブまでの半年間も乃木坂46の活動から目の離せない期間が続きそうだ。

(石田安竹)