剛力彩芽、独立後で初のドラマ出演にささやかれる「剛力ロス」!

 女優の剛力彩芽が久々のドラマ出演だ。3月19日深夜に放送される「マーダー★ミステリー ~探偵・班目瑞男の事件簿~」(ABCテレビ)にて、主演の劇団ひとりを支える助手の役を務めるもの。2020年8月31日にオスカープロモーションを退社・独立して以降、初のドラマ出演となる。

 本作は殺人事件をテーマに、オーディションで選ばれた出演者たちが事件の真相を知らないまま、自らも犯人かもしれないという疑念を胸にアドリブで演技するという実験的な作品。劇団ひとりと剛力は視聴者の目線で事件を推理するストーリーテラーの役目を担っている。

「本ドラマの主軸はあくまで一般公募された男女7人に据えられており、その出演者たちにはキャラクター設定とアリバイが与えられているものの、台本もなければ演技指導もないとのこと。そのためストーリーテラー役には演技力はもちろん、経験不足の出演者たちをいかに引っ張っていくかのカリスマ性も必要となり、劇団ひとりと剛力の実力が評価されての起用と言えるでしょう」(テレビ誌ライター)

ドラマ「マーダー★ミステリー」に出演する剛力彩芽。番組公式ツイッター(@MadarameMisuo)より。

 その大任を負うことになった剛力を巡って最近、業界内で「剛力ロス」が広がっているという。

「撮影現場での彼女は末端のスタッフに至るまで丁寧かつ気さくに接する姿が知られており、駆け出しのころはもちろん、人気女優になってからもまったく態度が変わりませんでした。なかには《あの人、変わったね》と陰口を叩かれる役者も少なくないなか、剛力の現場好感度は常にトップクラス。そのため業界では『また剛力と仕事がしたい!』という声が少なくありません」(前出・テレビ誌ライター)

 その剛力は3月22日にスタートするドラマ「彼女のウラ世界」(フジテレビONE・TWO/ひかりTVチャンネル)にてヒロイン役で出演。こちらは独立以降で初の連続ドラマ出演となる。

「関西ローカルの単発ドラマに続き、CS放送での連続ドラマに出演という順番は、いかにも再起動に向けての足慣らしといった雰囲気。オスカー退社から半年以上が経ったことでいよいよ本格的なテレビ復帰に踏み出すのかもしれません。業界内に剛力ロスが広がっているいま、彼女の演技力や存在感、周りに対する気遣いへの評価があらためて高まっているはず。この調子なら地上波連続ドラマへの復帰もどうやら遠くなさそうです」(前出・テレビ誌ライター)

 あの笑顔をまたドラマで見たいと期待する視聴者も少なくないことだろう。

(浦山信一)