え、彼女ってヒコロヒーだったの!? そんな声が多くの視聴者からあがっていたようだ。
2月2日放送の「有吉の壁」(日本テレビ系)では終盤、宝塚歌劇団をモチーフにした「おたから塚歌劇団うめ組」が登場。センターでは娘役のパーパー・あいなぷぅがお姫様風の衣装をまとい、白×黒のタキシード風衣装で決めている男役は阿佐ヶ谷姉妹の二人であることは一目瞭然だ。
全身真っ白なタキシードの二人は、片方は派手な顔つきから椿鬼奴だと分かる。そして注目は、もう一人の男役を務めた女芸人に集まっていたのである。
「まん様こと春風卍丸を名乗る人物は、なんとヒコロヒー。いつものロングヘアを上手く隠し、男役風のショートカットにまとめていた姿は見事でした。正直なところ『あなたに会いに行かなくちゃ♪』という歌声は5人の中で最も調子外れでしたし、ほとんど笑顔を見せない表情にも固さが見られたものの、なにより注目したいのは普段とのギャップ。やさぐれキャラを持ち味とするヒコロヒーが一所懸命に宝塚風に取り組む姿からは、《与えられた役どころを真剣にこなす》という前向きな姿勢がぐいぐい伝わってきましたね」(芸能ライター)
そんなヒコロヒーが他の番組ではほとんど見せることのない姿を、この「有吉の壁」では時おり垣間見せているという。この日も別のネタで披露していたその姿とは一体どんなものなのだろうか。
「航空科学博物館を舞台にした前半では、ヒコロヒーがCAに扮することに。おなじみの制服をまとった彼女は当然、スカート姿です。普段は常にズボン着用のヒコロヒーがスカートを履いている姿は大変貴重なもの。同じ『有吉の壁』ではスケバンを演じたこともありましたが、その時は足首まで覆うような超ロングスカートだったので、ヒザ丈のスカートはそれだけでも超新鮮でした」(前出・芸能ライター)
先輩CA役の椿鬼奴と一緒のネタでは、鬼奴から男性客を虜にするポーズを伝授されることに。頭上の荷物入れに荷物を入れようと背伸びする際に描く腰のラインで艶っぽさをアピールする作戦だ。その次にはなぜか、ヨガをする田中律子のポーズも。笑顔でヨガのポーズを取るヒコロヒーの姿は、実に貴重な場面だったのではないだろうか。
「普段はやさぐれキャラに徹しつつ、いざとなれば女っぽさを発揮することもいとわないヒコロヒー。こういった切り替えの妙は、彼女の人気がなぜ急上昇しているのかを如実に示しているのではないでしょうか。今後も『有吉の壁』にはばんばん出てもらって、普段は見せない一面を披露いただきたいものです」(前出・芸能ライター)
意外なほどCAの制服が似合っていたヒコロヒー。視聴者も次に飛行機に乗る時には、彼女に似た雰囲気のCAを探したりして?