芸人なら誰でも若いころには貧乏暮らしをしていたもの。その陰にはこんな策略もあったようだ。
2月8日深夜放送の「作画プレゼン! 刺さルール」(テレビ朝日系)では、お笑い芸人のヒコロヒーとやす子が自作のイラストでプレゼン対決。これまで無敗のヒコロヒーと同点となったやす子が最後、爆笑問題・太田光の独断で優勝をゲットしていた。
二人はそれぞれ3つのプレゼンを行い、そのすべてで審査員から「刺さり」をゲット。いずれも面白エピソードばかりのなか、ヒコロヒーによるプレゼンに驚きの告白があったという。
「ヒコロヒーは最初のプレゼンで『お金がなくても人生を楽しくするルール』を紹介。そのなかで金欠の若手時代に先輩芸人にたかっていたエピソードを明かしました。それは好きな酒をおごってもらうでもなく、得意の借金を頼み込むわけでもなく、なんと《コインランドリー》。洗濯物が溜まってきたら近所の先輩に電話をかけまくり、コインランドリーに連れて行ってもらったというのです」(芸能ライター)
当時の思い出について「私もその優しさにずいぶん付けこんでましたね」と振り返っていたヒコロヒー。難しい先輩の場合はあえて「ちょっと最近悩んでいることあって」と相談するふりをして、相手の懐に入り込んでいたという。
そんなヒコロヒーだが、実は番組では明かしていなかったテクニックもあったのではないかと、先ほどの芸能ライターはいぶかる。
「単にコインランドリーに行くのであれば、先輩に数百円を借りれば済む話。それをわざわざ『連れて行ってもらった』と語っているのはおそらく、先輩の洗濯に便乗する形で自分の服を一緒に洗ってもらっていたのかもしれません。普通なら他人の洗濯ものと一緒の洗濯機に入れるなどまっぴら御免ですが、ヒコロヒーはスナックでも働いていたやさぐれ美人。そんな可愛い後輩芸人が『一緒に洗ってください♡』とお願いしてきたら、そんじょそこらの男性芸人には断る理由がないどころか、むしろ『マジでいいの?』と喜んでしまうもの。そんな男性真理を巧みに突いた作戦だったのではないでしょうか」
これもある意味で「女を使う」ということなのか。ヒコロヒーのアンダーウェアを目の当たりにしていた男性先輩芸人たちは辛抱たまらん状態だったのかもしれない。