デビュー7年目にして今後10年間の活躍を約束された? タレントの井上咲楽に大チャンスが訪れたという。
その井上は最近、テレビ出演が急増。2月3日には「アメトーーク!」(テレビ朝日系)に代打で出演したことをインスタグラムで明かしていた。それに先立つ1月23日に出演した「アッコにおまかせ!」(TBS系)では「私、逆にコロナ禍で今年になってからお仕事が増えまして」と告白。いつでも代打で出演できるよう、できるだけプライベートの仕事は入れていないと明かしていたのである。
「一部のメディアでは『アメトーーク!』出演が小島瑠璃子の代打だったと報じていますが、それは違うでしょう。同番組は3~4回先の放送まで収録する早めのスケジュールで進行していますから、放送10日前の1月23日に陽性が確認された小島の代打ということはありえないのです。とは言え井上に代打の仕事が数多く回っているのは彼女が言う通りで、コメントの上手い井上は情報番組からバラエティまで様々な場面で重宝されています」(業界関係者)
その井上は、この4月から長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ)にて、新たに二代目司会者となる藤井隆を支える新アシスタントに就任することが発表されたばかりだ。
新司会者の藤井は関東では「あらびき団」(TBS系)くらいでしか見かけないものの、関西では2003年から「発見!仰天!!プレミアもん!!! 土曜はダメよ!」(読売テレビ)の司会を務めており、好感度は抜群。それゆえ78歳になった桂文枝の後任を務めることにはさほどの意外性はないと言われている。その一方で、井上の新アシスタント就任には業界が驚いているという。
「51年の歴史を持つ『新婚さんいらっしゃい!』では過去15年にわたって山瀬まみがアシスタントを担当。それ以前には片平なぎさが11年間務めていたこともあり、いわばホリプロの指定席と言えるポジションです。それゆえ山瀬の後任がホリプロ所属タレントになること自体は不思議ではないものの、まさか井上を抜てきするとは、その人選に驚きの声があがっています」(前出・業界関係者)
ホリプロには、30歳以下の女性に限っても110名ものタレントが所属。その中には小島瑠璃子や元AKB48メンバーなど井上以上の知名度を持つ者も少なくない。しかも井上は昨年、トレードマークだった“太眉”を整えたことで話題になっていたが、それまではいわばキワモノ扱いされていたのである。
デビューのキッカケとなった「第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン」では決選大会で一人漫才やMr.ビーンのものまねを披露するなど、最初から変わり種だった井上。ただこの第40回大会には「#kawaii」の副題がつき、カワイイを発信できる女の子をテーマにあらゆるメディアで勝ち抜ける“自己発信力”のあるタレントの発掘が目的だった。
「第40回でグランプリの木下彩音は『THE突破ファイル』(日本テレビ系)に美人警察官役で準レギュラー出演しており、ファイナリストの関水渚は若手の美人女優として活躍中。そして井上も眉毛を整えた昨年9月にはファーストフォトブック『さよならMAYUGE』を出版し、女性から高い支持を受けるようになりました。このように自己発信力と美しさの両面を評価されるようになった井上は、いまや山瀬まみの後釜を任せるのにふさわしいタレントに成長したというわけです」(前出・業界関係者)
今回のアシスタント抜てきで、事務所内の序列も大幅にアップしたであろう井上。歴史ある長寿番組のレギュラー決定で、今後最低でも10年はその地位も安泰ではないだろうか。
(浦山信一)